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「つぶせば大丈夫」粉瘤の自己処理を繰り返した私。ある朝感じた異変と痛み。調べて判明したリスク

いつも同じところにできる粉瘤(ふんりゅう/皮膚の下に袋状ののう腫ができ、皮膚から出た皮脂や角質などの老廃物が袋の中にたまってできた腫瘍)。何度も繰り返すうちに「小さいうちにつぶせば大丈夫」と思い込み、自己流で処理していました。けれど、ある日感じた小さな違和感が、思わぬ結果につながることになったのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師久野 賀子先生
PRIDE CLINIC 医師

PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
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慣れたつもりの自己処理

粉瘤ができやすい体質で、決まって同じ場所にできていました。最初は小さくて気にならない程度。でも、放っておくと大きくなる気がして、いつも自分でつぶしていました。その瞬間はスッキリして、「うまくいった」と思っていたんです。そんなふうに何度も繰り返しているうちに、それが「いつもの対処法」になっていました。

 

いつもと違う変化に気付いた日

ある朝、鏡を見たときに違和感を覚えました。いつもより赤みが強く、少し痛みもあるように感じたんです。「いつもの粉瘤なのに、なんか違う」と思いながらも、どうすればいいのかわからず放置してしまいました。数日後には腫れは落ち着いたものの、小さな痕が残り、そのたびに「無理につぶさなければよかった」と後悔しました。

 

 

調べて知った「やってはいけないこと」

あのときの痕を見て、「本当にこれでよかったのかな」と気になって調べてみました。すると、自分でつぶす行為は推奨されていないことを知り、少し怖くなったのを覚えています。軽い気持ちで続けていた自己処理が、実は炎症や感染を起こすリスクのある行為だと知りました。

 

まとめ

これまでの自己処理が当たり前になり、赤みや痛みといった体からの重要なサインを見逃していたと反省しています。粉瘤を自分でつぶす行為のリスクを知った今、小さな違和感でも放置せず、早めに専門医に相談することが大切だと学びました。

 

【久野先生からのアドバイス】

粉瘤を自分でつぶそうとすると、皮膚の下で袋が破れ、内容物が異物として散らばり、かえって強い炎症を引き起こす危険があります。また、傷口から細菌が入り、化膿する(炎症性粉瘤)リスクも高まります。

 

本文の体験談にあった「いつもより強い赤み」や「痛み」は、まさに炎症のサインです。このような症状が出た場合は、放置したり自分で対処したりせず、速やかに皮膚科を受診してください。

 

粉瘤は、内容物を押し出すだけでは袋が残っているため必ず再発します。根本的な治療には、この袋ごと摘出する外科的な処置が必要です。「ただのおでき」と自己判断せず、しこりに気付いたら早めに専門医に相談しましょう。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:佐藤らるきち/20代女性・会社員

イラスト/ほや助

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

 

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