「料理なんてしなくていい」義母の強い拒絶
義実家への帰省を前に、義母は開口一番「帰ってきても、うちで料理なんかしなくていいからね」と強い口調で言いました。
私は「お義父さんに頼まれているのですが……」と伝えたのですが、義母は「私はあんたの料理なんて食べたくないの!」と語気を荒らげます。
さらに、「夫は褒めているけど、私はおいしいと思ったことなんて一度もない」とまで言われ、私は驚くばかりでした。
これ以上波風を立てないための選択
私はその場で、「では今後は作るのをやめます」と頭を下げました。すると義母は、「そうよ! 料理自慢している暇があるなら、掃除や草むしりでもしていればいいでしょ」と、勝ち誇ったように言ったのです。
家政婦のような扱いに違和感はありましたが、ここで言い返せば事態が悪化すると思い、私は黙ってやり過ごしました。
それから約1カ月後。次の帰省で顔を合わせた途端、義母は私に向かって「料理作るなって言ったのに、作ったでしょ」と責めてきました。
さらに、「よくあんなマズイものが作れるわね」「とても食べられなかった」と言い、料理を処分したと言うのです。私は状況が飲み込めず、「私はまだ何も作っていません」と伝えました。
事実が明らかになった瞬間
そこへ義父が現れ、「A山社長から手作りのお惣菜をいただいたから、皆で食べようと思って置いておいた」と説明しました。その言葉を聞いた義母は「え……A山社長の奥さまの手作り?」と、表情が一気に変わったのを覚えています。
義母は、どうやら私が作ったものだと決めつけて処分してしまったようでした。義母は慌ててお礼の連絡を入れましたが、「味はどうだった?」と聞かれ、言葉に詰まったそうです。ごまかしきれず、最終的に「間違えて捨ててしまいました」と伝えることになりました。
さらに義母は、取り繕うつもりだったのでしょう。
「嫁が作ったものだと思って……嫁の料理は口に合わなくて」
その言葉を聞いたA山社長夫人は、静かながらも厳しい口調で、「食べてもいない料理を捨てるのは、いくら身内のものでも許される行為ではありません」と伝えたそうです。
実はA山社長夫人自身、過去に姑から同じような扱いを受けた経験があったとのこと。「同じことを繰り返してほしくなかった」と、はっきり義母に伝えたそうです。
言い逃れできない状況に、義母は言葉を失ったと聞きました。
つながった新たなご縁
後日、義父はお詫びの気持ちとして、私が作った料理をA山社長夫人のもとへ持参しました。すると、「とてもおいしいし、彩りもきれい。丁寧に作られているのが伝わります」と温かい言葉をかけてくださいました。
それをきっかけに、私たちは料理を通じて交流するようになり、今では一緒に料理をしたり、食事に出かけたりする関係になっています。義父も仕事上の信頼関係が深まったと喜んでいました。
一方の義母は、以前のように強く出ることはなくなりました。誰も責めなくても、言動の結果はきちんと返ってくるものなのだと、私はこの一件で実感しました。
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嫁と姑の間に生じた小さな感情の行き違いは、思わぬ形で周囲に伝わってしまうこともあるのではないでしょうか。根拠のない決めつけや感情的な行動は、思わぬ形で自分に返ってくるもの。静かに耐えた先で、きちんと評価してくれる人と出会えたことが、何よりの救いになりましたね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※AI生成画像を使用しています
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