夫はこたつ、私は台所
結婚して初めて迎える年末。夫の実家へ帰省することになり、私の心は数日前から不安と緊張で押しつぶされそうでした。そんな私をよそに、夫は「適当に気楽にしてればいいよ」と笑うだけ。その言葉の軽さが、逆に私の不安を深くさせていることに、彼は気付いていませんでした。
いざ実家に着くと、予感は的中しました。年末年始の慌ただしい空気の中、私は居場所を見つけるかのように、台所での料理や掃除の手伝いに奔走することになりました。一方で夫はどうでしょう。実家に帰った安心感からか、すっかり「息子」の顔に戻り、友人とオンラインゲームに興じたり、こたつで寝転がったり……。
夫の実家で感じた孤独
義母からの「うちの嫁なんだから、これくらい」という言葉も、夫は悪気なく笑って受け流すばかり。私の孤独や戸惑いに気付いてくれるどころか、助け舟を出してくれる気配すらありませんでした。
「家族は私じゃないの?」 涙で伝えた本音と夫の動揺
数日間の滞在を終え、ようやく自分たちの家に帰り着いた夜。張り詰めていた糸がプツリと切れ、私は夫の前で泣き崩れてしまいました。
「あなたにとって『家族』って、私じゃなくて実家のご両親なのですか?」
思わず口をついて出たその問いに、夫はハッとした表情を浮かべました。そこで初めて、事の深刻さと私の追い詰められた心情に気付いたようでした。「まさか、そんなにつらい思いをさせていたなんて……本当にごめん」と、夫は心から謝罪してくれました。
その夜、私たちは初めてお互いの「家族」に対する考えや不安を、包み隠さず話し合うことができたのです。
まとめ
夫婦でも元は価値観の違う他人同士。「自分にとっての当たり前」は相手に通用しません。察してほしいと願うより、弱音や不満もちゃんと言葉にして伝え合うこと。それが本当の家族になる第一歩だと痛感した出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※AI生成画像を使用しています
著者:角江みなみ/30代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
関連記事:「掃除しておいたのよ」義母が結婚半年で豹変!家具を移動、食品も処分、さらに失った大切な物は
関連記事:「車で10時間…」初めての子連れ帰省。夫に押し切られた私を待っていた体調の異変
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!