お正月、お雑煮よりも食べる?青森県津軽地方の郷土料理【けの汁】とは
【けの汁】とは、青森県津軽地方でお正月では定番の代表的な郷土料理です。
2025年1月放送の日本テレビ系『秘密のケンミンSHOW極』でも、青森県出身のお笑い芸人・大水洋介さんが紹介してスタジオを沸かせていました。
大根や人参、ふき、わらびなどの山菜と、油揚げや凍豆腐(高野豆腐)などの大豆製品を細かく刻んで煮込み、味噌などで味付けした汁もの。
各家庭で汁の具は多少変わりますが、お肉が入っていないのが特徴で、小正月に一年の無病息災を願っていただく精進料理「津軽の七草がゆ」とも呼ばれる汁で数日かけて食べる保存食でもあります。
【青森県】大量に作って何日も食べる「けの汁」のレシピ

材料(作りやすい分量)
- 大根 1/2本
- 人参 1本
- わらび水煮 1袋
- ふき水煮 1袋
- 凍豆腐(高野豆腐) 4個
- 油揚げ 5枚
- こんにゃく 1袋
- 味噌 適量
- 顆粒だし 適量
※顆粒だしは昆布、煮干し、カツオだしと各家庭で違いますが今回はカツオだしにしました。また、具材では大豆やゴボウ、タケノコを入れるご家庭もあります。そしてお婆ちゃん達はこの何倍もの量を作り、親戚やご近所に配ってまわるので自分で作らなくても食べられる汁でもあります。
①具材をとにかく小さくひたすらカット

【けの汁】の具材は全て小さくカットします。
各家庭でサイズは違いますが1cm以下で約8mmくらいでしょうか。もっと小さくカットするご家庭もあると思いますが、はてしないので……今回はこちらのサイズにしました。

ひたすらに全ての具材を無心でカットし続けて、鍋いっぱいに具材が入りました。
②具材が小さいから煮込み時間が短く完成!!

カットし終わるまで大変ですが、ここからはあっという間で完成となります。
まずは具材がひたるまで水を入れ、顆粒だしも適量入れて火にかけます。
※鍋が大きいので顆粒だしは大さじ1入れました。

沸騰するまで強火で煮込み、沸騰してからは中火にします。具材が小さいのであっという間に具材に火が通ります。

具材に火が通ったら、味噌を入れて味を調えます。

今回の味噌は今年の2月に教わりながら自分で仕込んだ手作り味噌を使用しましたよ♪

味噌を入れて一煮立ちさせたら完成です。
お正月の定番!胃が休まる優しい汁【けの汁】

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味の評価:★★★★★
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理由:お野菜や山菜の慣れ親しんだこの味。すっかり私も津軽の舌になってるなと感じました。具材のサイズも食べやすく食べながら胃が休まっているのを感じます。実際、お正月は美味しいものやお酒など胃が疲れてしまうほど食べ過ぎたりしますが、朝起きて胃がムカムカしていても【けの汁】なら食べれてしまう最強フード。お正月に食べるイメージですが普段に作るのも良いなと思いました。

食べる汁物は津軽地方の保存食
けの汁は食べる汁とも言われます。実際、夫の実家でも汁から具材がこんもり出た状態で提供されます。今回大量に作って3日間かけて家族3人で食べましたが、保存食として味噌を多く入れ冷凍し、また食べるときに水を足して味を薄め煮立て直して食べたりもします。

今回も量が多かったので家族分の一度で食べる量を冷凍することにしました。
また、大豆を入れなかったのです「大豆入れないの?」と夫に4回言われました。
最後まで入れてあげませんでしたが、なれ親しんだ味はやはり変わらないのだなと……。次回は入れてあげようと思います(笑)。

【けの汁】は、地元のスーパーや業務スーパーでも具材をカットして水煮にしたものが販売しているくらい、地域に根付いた定番メニューです。

けの汁水煮
- 価:430円(税込)
- kcal:100gあたり24kcal
カットするのは大変ですがスーパーで買うととても楽ですよね。
具材も手に入りやすい具材ですし、肉も入ってなくてお正月の疲れた体に優しい汁なので、ぜひ全国のお家で作ってみてくださいね♪
最後までご覧いただきありがとうございました!