「解凍→茹で直し」はNG【冷凍うどんの美味しい食べ方】

まず結論から。冷凍うどんは、
・自然解凍(または流水解凍)してから茹で直すのはNG
・凍ったまま一気に加熱が正解
これが正解なんです。
冷凍うどんを一度解凍して茹で直す。一見すると、良かれと思って手の込んだ工程を踏んでいるようですが、これ、絶対やらないでほしい作り方です。
冷凍うどん(カトキチブランドなど)や冷凍食品を手がける大手メーカーであるテーブルマーク株式会社も、同様のことを公式サイトFAQで言及しています。
冷凍うどんは解凍して茹でるとなぜ"美味しい食べ方"でなくなるか

「袋から出して自然解凍→なんとなく温め直す」
実はこれ、コシが消える「超王道ルート」です。
解凍してから、茹で直してしまうと、
・コシがなくなる
・表面がベチャつく
・風味がなくなる
といったことが起こってしまいます。
それぞれ、理由を解説していきます。
①解凍過程で水分が出てしまう
コシがなくなる理由は「解凍過程で水分が出てしまう」からです。
冷凍うどんは、一度ベストな状態で加熱→急速冷凍されています。
そうすることで、水分を閉じ込め、モチモチとした食感に。
しかし、解凍してしまうことで、水分が流出してしまい、ボソボソした食感になってしまうんです。
そこにさらに、ダメ押しの茹で直しをすると、さらに事態は悪化。
イメージとしては、
「炭酸飲料のフタが緩んだまま放置 → 気づいたら微炭酸。」
あれと同じです。
冷凍うどんも、フタ(=解凍しないこと)が命。
水分が出てしまうと、コシがなくなってしまいます。
②麺の内部と外側の水分バランスが崩れる

表面がベチャつく理由は「麺の内部と外側の水分バランスが崩れる」ことで、引き起こされます。
解凍中は、
・表面:先に常温
・中:まだ冷たい
というムラ状態になります。
そして、表面に結露や水分が出てきて、表面がふやけてしまうんです。
そうなると、表面と中が均一にならず、表面がベチャついているという状態に。
③水分と一緒に風味も流出してしまう
風味がなくなってしまう理由は「水分と一緒に風味も逃げてしまう」からです。
実は、風味成分は「水に溶けやすい」という性質があるので、なるべく水に触れるのを短時間にするのがベストなんです。
なので、徐々に解凍してしまうと、風味も一緒に溶け出してしまいます。
うどん本来の風味がなくなってしまい、いわゆる"残念な味"になってしまいます。
冷凍うどん"美味しい食べ方"正解は「解凍せず凍ったまま一気に加熱」

冒頭の結論の通り、「冷凍うどんの美味しい食べ方」答えはシンプル!
・解凍しない
・凍ったまま一気に加熱する
これが鉄板です。
おすすめ調理法①|鍋で加熱する場合

鍋にたっぷりの湯を沸かし、凍ったまま冷凍うどんを投入。

ほぐれたらすぐ火を止めるor袋の指示時間で終了。
とてもシンプルですね。
※グラグラ煮続けないのがコツです。
おすすめ調理法②|電子レンジの場合

袋の表示どおり、耐熱皿とラップor専用トレーを使用して加熱しましょう。
解凍モードは使わずに、シンプルに温めるのが正解。
意外と電子レンジの方がおいしかったりもするくらい、電子レンジも優秀です。
じゃあ「袋うどん(ゆでうどん)」はどうなの?

ここで混同しやすいポイント。
・冷凍うどん→凍ったまま一気に加熱
・袋うどん(チルド)→さっと温めるだけ
袋うどんは、冷凍うどんよりも、さらに短時間のイメージ。
温まればOKくらいの感じで茹でるのがおすすめです。
冷凍うどんの「美味しい食べ方」は解凍せずそのまま加熱!

この記事では、冷凍うどんの正しい作り方を解説しました。
冷凍うどんを解凍してから茹で直すのはNG。
凍ったまま一気に加熱し、グラグラ煮ないことが大切です。
かんたんなレンジ調理もおすすめですよ。
冷凍うどんは、調理方法を間違えると、
・コシがなくなる
・表面がベチャつく
・風味がなくなる
といった状態になり、おいしくなくなってしまいます。
今日からは、解凍せず、そのまま加熱してみてください。
冷凍うどんは、ちゃんと扱えば、かなり優秀です。