幸先の悪い出来事が…
会社員として働く僕は、長期の海外出張に行くことになりました。
出発当日。空港に着くと、そこには見送りに来てくれたAが。「寂しくなるね」と言う彼女に、僕は「海外でもっと成長してくるよ」と伝えました。そして「帰国したら僕と結婚してくれませんか?」とプロポーズ! Aもきっと喜んでくれる、と思っていたのですが……。
Aは首を縦に振ってくれず、黙って僕のほうを見つめていました。僕がAの反応を疑問に思っていると、彼女は、遅れて見送りに来た同僚男性に寄り添ったのです! そして「私、彼と付き合うことにしたの」とひと言。いつのまにかAと同僚は距離を縮めていたようでした。
「彼のほうが将来有望そうだし、今回の出張を機に私たちは別れよう」と告げたAに、僕は頭が真っ白になってしまいました。ふたりはそのまま立ち去ってしまい、僕は何も声をかけることができませんでした。
公私共に頼りになる存在
同僚にAを奪われた僕は、海外へ旅立ってからもしばらく立ち直れず、人間不信に陥ってしまいました。
そんな僕を心配してくれたのが、一緒に海外出張をすることになった同僚女性のB。彼女は僕が尊敬する先輩の娘さんで、かねてより僕のことを慕ってくれていました。Bは、僕が恋人にフラれたことを知り「こうなったら意地でも出世して見返してやりましょう!」と励ましてくれました。
海外出張中、Bは仕事ではマネージャーとして、プライベートでは話を聞いてくれる大切な存在になっていきました。彼女のおかげで人間不信を克服し、仕事に打ち込むことができた僕。時間はかかりましたが、失恋からも立ち直ることができました。
ついに見返す時がきた!
それから数年が経ち、新たな経験をたくさん積んだ僕とBの海外出張は終わりました。帰国後、久しぶりに日本食を食べたくなった僕たちはご飯屋へ行くことに。その道中で、なんとAと同僚男性と再会してしまったのです。
僕を見て「ご帰国おめでとうございます」と声をかけてきた彼。それを聞いたAが「どうして敬語なの?今まで違ったよね」と聞いてきました。実は海外出張を無事に終えて出世した僕のほうは、彼よりも偉い立場になっていたのです。
その事実を知って驚きを隠せないAと、気まずそうな同僚男性を残したまま、僕は同僚女性とその場を後にしました。
元カノが再接近!?
その晩。美味しいご飯を食べ終えた僕とBがお店から出て歩いていると、Aが声をかけてきました。どうやら、僕とBが「食事に行こう」と話していた会話を、会社で聞いていたよう。しかも、目の前のAはいきなり僕の手を握ってきて「私と復縁して欲しいの!」と縋ってきたのです。どうやら彼女は、海外出張へ行く=左遷されたと勘違いしていたようでした。
突然の出来事だったため、僕は慌ててしまったのですが……。隣にいたBが黙っていませんでした。僕の代わりに「私たちはあなたのように身分や立場で人を選んだりはしない。もう一度、自分の人生を見つめ直したほうが良いですよ」とAにキッパリ言ってくれたのです。
結果、Aは何も言い返せず、悔しそうに立ち去りました。
後日。噂によると元カノと同僚男性は破局したとのこと。一方の僕は、ずっと支えてくれたBと、この先も一緒にいたいと思うように。僕が彼女に思いを伝えると、彼女も僕と同じ気持ちでいてくれたようで……。僕たちは晴れて恋人同士になりました。きっとこれからも苦しいことはあるだろうけれど、彼女となら乗り越えていけると信じています!
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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