1人暮らしをきっかけに乱れた生活
義父が亡くなり、義母が1人暮らしになってから、生活リズムは徐々に崩れていきました。お酒をまとめ買いして夜遅くまで飲み続けたり、刺激の強い食べ物ばかり口にしたり。家事も後回しになり、部屋は常に散らかった状態です。
私が体を心配して声をかけると、「家には来ないで」と強く言われてしまい、なかなか聞き入れてもらえませんでした。
近所迷惑だけは避けたいという思い
家の中のことだけであれば、まだ見守る余地もありました。しかし、酔った状態で外に出てしまい、道路で座り込んでしまうこともありました。ご近所に迷惑がかかる事態だけは何としても避けたい——そう思いながらも、どう声をかければよいのか、悩む日々が続いていました。
年が明け、お正月に義母の家へ親戚が集まったときのことです。義母の生活ぶりは、すでに親戚の間でも知られていました。その日も義母はお酒を飲み続け、夫が体を気づかって注意しましたが、聞く耳を持ちません。
さらに、「もし体を壊しても、嫁が面倒を見てくれるから大丈夫」と冗談めかして言われ、私は内心穏やかではありませんでした。
思わず出た“本気の返し”
帰宅後、私は義母に連絡をしました。すると義母は、当然のようにこう言ったのです。
「私のことは、あなたが介護するのが当たり前でしょ?」
思わず私は、明るい声で答えました。
「わかりました。じゃあ、これから介護の準備を進めましょう」
電話越しに戸惑う気配を感じつつ、私は続けました。「おむつ替えの練習もしておいたほうが安心ですよね。車椅子も必要になったら準備しますし、食事も介護用のものに切り替えましょう。体にもやさしいですから」。すると義母は、「い、今の私にそんなことは必要ないわ!」と慌てた様子で電話を切りました。
それ以来、義母は以前よりもお酒の量を控えるようになったようです。外で問題を起こすこともなくなり、夫からも「気を付けているみたいだよ」と聞いています。どうやら、あの電話の話が「現実になるかもしれない」と思ったことが、相当こたえたようでした。
ずっと「何とかしなければ」と思い悩んでいた義母の問題でしたが、結果的には無理に責めることなく、本人が考え直すきっかけを作れたのだと思います。これからも、義母が自分の体と向き合いながら生活できるよう、できる範囲で見守っていきたいです。
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義母の性格や本音を理解していたからこそ思いついた、絶妙な切り返しでしたね。頭ごなしに否定するのではなく、「自分事」として考えさせたことで、義母自身が生活を見直すきっかけになったのかもしれません。無理のない距離感で支え合う姿勢が印象的でしたね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※AI生成画像を使用しています
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