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「理由は帰ってから話す」仕事中の夫からの返答に絶望。管理していた通帳から消えた大金の正体

わが家は夫、私、息子の3人家族。夫はごく一般的な会社に勤める38歳です。同い年の私は大学時代に夫と知り合い、卒業とともに結婚しました。結婚から十数年が経過したとはいえ、冷めた間柄ではありません。それなのに、夫がまさかあんな大きな隠し事をしていたとは思いもしませんでした。

 

消えたお金と夫の隠し事

通帳から多額のお金を引き出していた夫

 

 

通帳から多額のお金を引き出していた夫

 

夫の両親は、飛行機で行かなければならないほど遠い場所に住んでいます。私が義両親と会うことはほとんどありません。というのも、距離が遠いだけでなく、私と義両親の関係が良くないからなのです。

 

実は、私たち夫婦は授かり婚。大切に育てた息子が大学卒業と同時に籍を入れることが、義両親にとっては気に入らなかったのでしょう。結婚をなかなか認めない義両親を説得するため、当時妊娠中で体調が優れない中、夫とともに何度も遠い道のりを通ったことも。

 

無事結婚を認めてもらってからも、私の存在が許されたわけではありません。新婚当時は事あるごとに義両親に嫌がらせをされ、とてもつらい思いをしました。私だけ粗末な食事を与えられたり、人格を否定するような言葉をかけられたり……。

 

あからさまな嫁いびりに、夫が気付かないわけはありませんでした。私に気をつかった夫は、いつの日からか実家に帰ろうとは言わなくなり、そのまま義実家とは疎遠の状態になってしまったのです。

 

 

通帳から大金がごっそり消えた!?

ある日、私はお金を下ろすために銀行へ行きました。お金を下ろし、記帳もして通帳を開いた私はまさかの残高に驚がく。信じられないほど大きな額のお金が引かれていたのです!

 

家計の管理は夫からすべて任されていた私。何が起きたのかわからずに、パニック状態のまま震える手で仕事中の夫に連絡しました。

 

すると、夫から「ごめん、お金出したの俺なんだ。理由は帰ってから話す」と言われたのです。お金を引き出したのが夫であったことについては安心したものの、「こんな大金を何に使ったのだろう……」と、嫌な思いは拭えませんでした。

 

銀行を出てから、どうやって家に帰ったのかも覚えていないほど混乱していた私。「まさか、女性に貢いでしまったのだろうか……」「詐欺被害にでも遭ってしまったのだろうか……」など、次から次へと妄想が膨らみます。

 

そして、夫が帰宅するころには、泣き過ぎて目がパンパン。心身ともに疲れ切ってしまいました。

 

大金の使い道とは…

夫は帰宅して早々、私に謝罪。相談もなく勝手にお金を引き出したことを謝ってくれました。ですが、謝られたからといって私の気持ちが収まるわけではありません。

 

早速私が「何にお金を使ったの?」と尋ねると、夫はしばし沈黙。そして小さな声で「両親が家を買うための前金に……」とつぶやきました。

 

今まで疎遠になっていた義両親の話が突然出てきたことに困惑しつつも、真実を知るためそのまま夫の話を聞くことに。

 

夫によると、実は義父が先月骨折したとのこと。現在も入院中でリハビリを頑張っているものの、高齢ということもあり治りが遅く、退院後もしばらく車椅子が必要だというのです。義母から話を聞いた夫は、電話口で退院後の生活について相談されたそう。

 

というのも、義両親の家は昔ながらの住宅で、段差や階段だらけ。手すりもほとんどなく、バリアフリーからは程遠い状態の家です。加えて介護をする義母も高齢。義母は古い家でひとり介護するのがどうしても難しいと考え、思い切って新しい家を買いたいと夫に相談したようでした。

 

理解はできるけれど納得できず

疎遠になっても、夫にとっては自分を育ててくれた大切な両親であることに変わりはありません。それに夫はひとりっ子。自分がなんとかしなければならないと思ったのでしょう。

 

わが家の貯蓄を取り崩して、両親の新しい生活をサポートすることを決めたようです。私に相談できなかったのは、やはり私と義両親の関係を考えてのことだそう。

 

とはいえ、私にバレるのも時間の問題。落ち着いたタイミングで話そうと思っていたところ、私が先に気付いてしまったとのことでした。

 

夫の話を聞いてお金を使った理由はわかったものの、もやもやした気持ちは残ります。なぜそんな大切なことをひとりで決めてしまったのか、もっと他に方法があったのではないか……。夫に言いたいことは尽きません。

 

それにわが家も中学生の子どもを持つ家庭です。まだまだ子どもにお金がかかるため、どんな理由であれ勝手に夫がしたことは許せることではありませんでした。

 

まとめ

今回の騒動は、夫のお小遣いを当分減らすということで一応の収束を迎えました。夫婦仲は良いと思っていましたが、金銭面での大きな隠し事は、私の中に消えないしこりを残しました。

 

どんなに正当な理由があっても、家族の共有財産を独断で動かすのは信頼を揺るがす行為です。特に義実家との関係が複雑な場合こそ、「察してほしい」ではなく「言葉にして相談する」ことの大切さを痛感しました。

 

今後は、終わったことを責め続けるのではなく、家計の透明性を高めるルール作りを徹底していくつもりです。支え合うのが夫婦の使命とはいえ、これからは「信頼しつつも、目は離さない」スタンスで、家計の手綱をしっかり握っていこうと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

取材・文・いけがき いくみ/30代女性。不妊治療を経て結婚7年目に待望の第1子を出産。産婦人科で務めていた経験を活かして、寄せられた体験談をわかりやすく伝えられるよう執筆している。

マンガ/きびのあやとら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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