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「娘が事故!?あー良かった!」病院に運ばれた娘より飲み会優先!?→「もう娘には二度と会えないよ」

私には、3歳になる娘と、お酒が大好きな夫がいます。シラフのときはやさしく真面目な夫ですが、一度お酒が入ると人が変わり潰れるまで帰ってきません。

娘が生まれたとき、夫は「これからは家族の時間を大切にする。お酒も控える」と誓いました。けれど、その言葉は3年間、一度も守られませんでした。

今月も給料の多くを飲み代に使い果たした夫に、私は「今月はもう外で飲まないこと」を約束させ、彼も反省した様子でそれに応じました。

その約束からわずか1週間後のことでした。夜、実家の母と出かけていた娘が、急に飛び出してきた車に接触する事故に遭ったのです。

 

私はパニックになりながら、残業中のはずの夫に何度も電話をかけました。しかし、いくら呼び出しても応答はありません。

 

ようやくつながったのは、病院の待合室で震えていたときでした。電話の向こうからは居酒屋の喧騒が聞こえ、夫は平然とした声で「今いいところなんだから邪魔するなよ。飲んでるってわかってるだろ?」と言い放ったのです。

娘の命より飲み会優先

娘が事故に遭い、今病院にいることを伝えても、夫の反応は信じられないほど冷淡なものでした。

 

「なんだ、病院にいるのか。処置も終わって落ち着いてるんだろ? あー、良かった」あろうことか、電話口で笑っている夫……。

 

心配して駆けつけるどころか、「酒を飲んでいるから今すぐ行くのは無理」「取引先との大事な席を抜けられない」「どうせ寝てるだろ、行くだけ無駄」と、自分が行かない正当な理由を並べ立てるばかりでした。

 

「娘が事故に遭ったんだよ?」と訴える私に、彼は「生きてりゃ事故くらい遭うだろ」と吐き捨て、一方的に電話を切られてしまいました。

 

父親失格

翌日の昼過ぎ、夫からようやく連絡がありました。しかし、それは反省の言葉ではなく、私の通知がうるさくて起きたという苦情でした。

 

昨夜は「明日の朝には駆けつける」と言っていたはずなのに、彼は昼を過ぎてもベッドの中にいました。朝帰りをしたという夫は、電話越しに「二日酔いで頭が割れそうなんだよ。今日は病院なんて無理」と吐き捨てたのです。

 

「骨折したくらいで騒ぐなよ」 その言葉が耳に入った瞬間、すべてを諦めました。 痛みに耐えて泣き疲れた娘の横で、私は確信したのです。夫が大切なのは娘ではなく、自分なのでしょう。

 

私は覚悟を決めて「もう娘には二度と会えないよ」と告げました。

積み重ねた証拠

それから1週間、私は実家に身を寄せ、夫との接触を断ちました。夫からは「酒が抜けてすぐ謝っただろ」「反省している」と連絡が来ましたが、私の決意は揺らぎません。

 

これまでは「お酒さえ飲まなければ……」とシラフの彼を信じようとしてきましたが、お酒を飲むと自分が制御できなくなるとわかっていながら最初の1杯に口をつけるのは、他ならぬ彼自身です。

 

私はこれまでの3年間、彼が泥酔して迷惑をかけた記録や、約束を破った証拠を突きつけ、離婚の意思を明確に伝えました。

 

夫は「酒の席の失態だ」と泣いてすがりましたが、私は用意していた離婚届を突きつけるのみ……。「私をここまで追い込んだのは、お酒のせいじゃない。お酒を言い訳にして、私たちを傷つけることを選んだあなた自身のせいだよ」と告げました。

 

どんなに謝罪されても、失った信用は二度と戻りません。夫の言い分は通用せず、3カ月後、無事に離婚が成立しました。夫は離婚後、さらに荒れた生活を送り、不摂生がたたって大けがをして入院したそうですが、私がお見舞いに行くことは二度とありません。

 

娘との穏やかな新生活

現在は実家で暮らしながら、娘とふたり楽しく生活しています。父親である元夫と急に離れることになった娘の気持ちを心配していましたが、二日酔いで寝てばかりだった父親がいたころよりも、毎日全力で遊んでくれる祖父母に囲まれた今のほうが、娘の表情は明るいようです。

 

父親としての責任を「お酒」という言い訳で逃げ続けた彼を切り離し、自分たちの力で平穏な幸せを掴み取れたことは、心から良かったと思っています。

 

◇ ◇ ◇

 

身内の欠点に目をつぶってしまうことは少なくありません。「お酒さえなければ良い人だから」と、耐え続けてしまうこともあるでしょう。しかし、家族の危機にさえ向き合えなくなるほど依存が深まった状態は、決して個人の我慢で見過ごして良い問題ではないのです。

 

お酒の問題は、本人の反省や根性論だけでは解決が難しく、専門的な治療や家族会などの助けが必要なケースも多いのが現実です。お酒がもたらしている問題の深刻さを冷静に共有し、一緒に専門機関へ相談に行くなど、具体的な一歩を積み重ねることが、家族の笑顔を取り戻す唯一の道となるはずです。

 

 

【取材時期:2026年1月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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