書籍『つくりたくなる日々レシピ』とは

参考にしたのは、料理家・管理栄養士として活躍する長谷川あかりさんの書籍『つくりたくなる日々レシピ』(株式会社 扶桑社)。
2023年に発売されて以来、何度も重版を繰り返し、累計発行部数5万部(紙と電子の合計)を突破しました。
時短料理でもなく丁寧料理でもない“新時代の家庭料理”をコンセプトに制作された一冊で、SNSで話題のレシピのほか、未公開レシピを含む全60品が掲載されています。
長谷川さんのレシピの魅力は、自分では思いつかない味に出会えること。材料も工程も独創的で「本当にこれでいいの?」の連続なのに、びっくりするほどおいしいんです。
今回作るのは、この書籍で紹介されている「長ねぎとベーコンの炊き込みごはん」。長ねぎを1本丸ごと使うことで、白い部分の甘みと青い部分の香りを存分に楽しめるそうです。
さらにベーコンとかつお節が加わるというちょっと不思議な組み合わせ。さっそく作ってみましょう!
長谷川あかりさん「長ねぎとベーコンの炊き込みごはん」のレシピ

材料(2合分)
・米…2合
・長ねぎ(青い部分も使用)…1本
・ベーコン…1枚
・かつお節…4g
【A】
・水…400ml
・料理酒…大さじ2
・塩…小さじ2/3
※今回はベーコン1/2枚使用しました。
下準備

米は洗ってザルに上げ、30分置いておきます。こうすることで、表面についた水分が米の内部に浸透してふっくら炊き上がりますよ。
炊飯器を使う場合は、この工程を省略してもOKです。
作り方①具材を切る

長ねぎは5mm幅の小口切りに、ベーコンは粗みじん切りにしましょう。
作り方②ごはんを炊く

鍋に米を入れます。【A】を加えてざっくりと混ぜ、①とかつお節をのせます。
かつお節と米を一緒に炊き込むなんて初めてなので、どんな仕上がりになるのかドキドキです。
フタをして沸騰するまで強火で5分、沸騰後は弱火で15分熱し、火を止めて5分蒸らしましょう。
炊飯器の場合は、米と料理酒、塩を入れてから水を2合の目盛りまで加えます。ざっと混ぜ、具をのせて普通に炊いてくださいね。
※炊飯器の機種によっては具材を入れる調理に向かない場合があり、思わぬ事故につながることもあります。取り扱い説明書をご確認ください。
作り方③混ぜて盛り付ける

炊き上がったら全体をサックリと混ぜます。フタを開けた瞬間、湯気とともにかつお節の香りがふわっと立ち上り、なんともおいしそう!

器に盛り付けて完成です。
なんだかおしゃれな味がする!

口に入れてまず感じるのはかつお節の旨み。香り高く上品な風味が鼻に抜けていきます。
炊き込みごはんのために、わざわざ出汁を取るのは正直面倒ですよね。このレシピなら、かつお節をそのまま入れて炊くだけでちゃんと出汁の味がするんです。

長ねぎはやわらかくてトロットロ。白い部分は甘みが凝縮され、青い部分からは特有の爽やかな香りが溢れ出します。
ベーコンを入れたから洋風になるのかな?と思いきや、あくまでベースはかつお節が効いた和風の味わい。
そこにベーコンの脂と旨みが加わることで、ちょっと洗練された印象になるんです。

素朴ながら物足りなくない、味付けのバランスが完璧。どんなおかずとも合わせやすい優しい味なのに、旨みがいつまでも口に残ります。
あかりさん、信じてよかった!

長ねぎとベーコン、かつお節。身近な食材の組み合わせで、こんなに垢抜けた味になるなんて……。
一口食べるたびに「あかりさん、やっぱり天才!」と、そのセンスに脱帽してしまいました。これは我が家の定番入り確定です。
書籍『つくりたくなる日々レシピ』を要チェック!

長谷川あかりさんの書籍『つくりたくなる日々レシピ』(株式会社 扶桑社)には、今回ご紹介したレシピ以外にも、手軽なのに驚くほど美味しいレシピがたくさん詰まっています。
「今日は何作ろう……」と迷った日に、きっと作りたくなる一冊。
ぜひ手に取って、日々のごはんづくりのヒントを見つけてみてくださいね。