朝作ったオムライスをお昼に食べてもいい?

「朝のうちにオムライスを作っておけば、お昼はチンするだけでラクちん!」とテーブルの上に出しっぱなしにしていませんか?
実はこれ、かなり危険なんです。
というのも、ご飯には「セレウス菌」という、100℃で30分加熱してもしぶとく生き残る菌が潜んでいるかもしれません。

しかもオムライスには、卵や鶏肉、ケチャップ、玉ねぎ……と、菌が大好きな「栄養」と「水分」がぎっしり。
温かいまま置いておくと、菌が大はしゃぎで増えてしまいます。
そのため、出来上がったらできるだけ早く食べるのが一番。すぐに食べない場合は冷蔵庫に入れておきましょう!
オムライス弁当は保冷剤をつけるのが正解

常温で放置する時間が長いと、菌がどんどん増殖してしまうため、オムライスをお弁当にするときはちょっと注意が必要。
持って行くなら「保冷剤+保冷バッグ」が必須です。職場に冷蔵庫がある場合は、着いたらすぐに入れてくださいね。
気温とともに食中毒のリスクも上がるので、暑い時期は避けましょう。
知らないと怖い!作り置きオムライスのNG行動

ふわふわトロトロの半熟卵にケチャップをたっぷりかけたオムライス。作り置きには向かないけれど、ちょっとしたコツを知っておくだけで食中毒のリスクは減らせます。
ここでは、作り置きするときのNG行動と対策を3つご紹介します。
NG①熱いままラップやフタをする

ついついやってしまいがちなのが、出来立てのオムライスにすぐラップをかけたり、お弁当のフタを閉めたりすること。
実はこれ、菌に「最高の増殖スポット」をプレゼントしているようなものなんです。
フタをすることで熱がこもり、閉じ込められた湯気が水滴となって水分量がアップ。菌が増える条件の「水分」と「温度」がダブルで揃ってしまいます。
必ず粗熱を取ってからラップやフタをしてくださいね。
NG②卵を半熟で仕上げる

ふわふわトロトロの半熟卵のオムライスは、作り置きやお弁当には不向き。
食中毒を防ぐためには75℃で1分以上の加熱が必要なのですが、半熟の状態ではこの基準を満たせないんです。
生き残った菌がオムライスの中で増殖するかもしれないので、作り置きのときはしっかり焼きましょう!
NG③ケチャップをかけておく

作ってから食べるまでに時間が空くときは、ケチャップは後がけが正解。
ケチャップには水分が多く含まれているので、かけてから保存すると菌が繁殖しやすくなってしまいます。
また、ケチャップをかけた状態でラップやフタをすると、ベチャッと広がって見た目も悪くなりがち。

お弁当にする場合は、小さな容器に入れるか、ラップで包んで別添えにするのがおすすめです。
スピード冷却がカギ!オムライスの正しい保存法

食中毒菌は暖かい場所が大好き。
オムライスを保存するときは、菌に繁殖するヒマを与えないくらい猛スピードで冷ますのがポイントです。
まずはお皿やお弁当箱の下に保冷剤を敷きましょう。これだけで、普通に置いておくより何倍も早く温度が下がります。

さらに、上からハンディファンで風を当てると効率よく冷ませますよ。
ある程度冷めたらラップやフタをしてOK。しっかり密封して冷蔵庫に移すか、保冷剤を添えて保冷バッグに入れましょう。
3つのルールで食中毒予防
オムライスはちょっとの油断で傷みやすくなるデリケートな料理。
保存するときは「しっかり冷ます」「卵は完全に火を通す」「ケチャップは後がけ」の3つを意識して、食中毒を防ぎましょう!