その後も、レオくんの問題行動は連日続き、レオくん親子と話し合うことに。ところが、レオくんは否定し、母親とも話し合いにならないため、ようさんは仕方なく、すいちゃんの学童をやめさせます。
そんなある日、すいちゃんがレオくんを連れて帰宅。しかしすぐにレオくんが姿を消してしまい、ようさんは仕事中にもかかわらず探しに出て学校へ送り届け、学校で保護することになりました。
ところが、レオくんは翌日もやってきます。再び玄関で待たせるも勝手に家に上がり込み、図々しく飲み物を要求。その後、すいちゃんの本を無理やり取るなど乱暴するため、ようさんは「人が嫌がることはしてはいけないの!」と注意しますが、レオくんは「なんで? 別にいいじゃん」と言うのです。
ようさんは、親から常識や人の痛みを教わらずに育ってきていると知り、「親から何も教えてもらってないんだ」と複雑な気持ちになります。
突き通す自我








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人の嫌がることをしている自覚がまるでないレオくん。
「このまま大人になったらどうなってしまうんだろう……」
ようさんはそんなレオくんのことを心配します。
頑としてわがままを許すことなく、本を返すよう、きっぱりと伝えたようさん。
「ここに何しに来たの? いじわるしに来たの?」
「人にいじわるすると、周りから誰もいなくなるよ。それでもいいの?」
ようさんが言い聞かせると、レオくんは何も言えなくなり、黙り込むのでした。
▼悪いことをしている自覚のない子どもには、「ダメ」と叱るだけでは、なかなか心に届かないこともあるでしょう。そんなときは、ようさんのように、なぜその行動がいけないのか、相手がどんな気持ちになるのかを丁寧に伝えることが、子ども自身が考えるきっかけにつながるのかもしれません。
すぐに変化が見えなくても根気強く向き合うことで、少しずつ気づきや学びが生まれることもあります。子どもが人との関わり方を学んでいくためにも、大人が言葉でしっかりと伝え続ける姿勢が大切なのかもしれませんね。
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神谷もち
