彼氏から資料作りを頼まれた私
私とA男の関係は同僚たちには内緒にしていたため、結婚の話が進まないことを誰にも相談できずモヤモヤしながら仕事をしていると、いきなりA男に話しかけられました。聞くと、会議資料作りを手伝ってほしいとのこと。
これまでもA男の仕事を手伝ってきましたが、「忙しくてお昼も食べられないんだよ」と言われ、私は強い違和感を覚えました。A男のスケジュールを見ると、今日は会議などがあるわけではなく、時間が空いているはずだったからです。
「そんなに忙しいって、今日は空いてるはずでしょ?」と聞くと、「細かいことはいいだろ。婚約者なんだから、俺を支えてくれよ」とはぐらかされ……。婚約者だからと当然のように私に仕事を手伝わせる姿勢に、小さな不信感が芽生えたのでした。
同僚女子が彼氏に声をかけ…
とはいえ、私は強くものを言えない性格であるうえ、A男が困っているのを放っておくこともできず、「そんなに言うならわかった」と仕事を引き受けることに。
すると、「サンキュー!」と言いながら立ち去ろうとするA男に、半年ほど前に中途入社してきたB子さんが声をかけました。
「A男さん! 約束していたランチ、そろそろ行けますか?」
それを聞いて、「忙しくてお昼も食べられないと言っていたのは嘘!?」と言葉を失った私。そんな私を横目にA男は「資料作りよろしく〜」と言いながら、ランチに行ってしまいました。
その後、私はA男に頼まれた資料を作成したのでした。
彼氏が同僚女子と婚約!?
それから2週間後、無事にA男は、私の作った資料で会議を乗り切ったよう。社内では「あの資料はよかった」と好評で、上司は「あの資料のおかげで、今回の案件はまとまりそうだ。案件が決まれば、A男くんの昇進は確定だな」とまで。
私は「私が作った資料なのに……」と複雑な気持ちになりながらも、A男と婚約している身としては、昇進してくれるのはうれしいことだとも思いました。
しかし、お昼休みから帰ってくると社内がざわついていたため、同僚に「どうしたの?」と聞くと、なんとA男とB子さんが婚約を発表したというのです。2人の周りには人だかりができていて、みんな「出世と結婚が同時なんておめでたいな!」など祝福ムード。
A男は、私が作った資料を自分の手柄にしたうえ、実はB子さんとも交際していて、私との婚約をなかったことにしたのです。A男は私の性格をよく知っているため、このようなことをしても、私はみんなに何も言い出せないと考えたのでしょう。
ショックを受けながらも、最初は周囲に合わせ「おめでとう……」と言っていましたが、こんなひどすぎる仕打ちに黙っていることはさすがに違うと思い、私は「このままでは終わらせない」と決意を固めました。
私の暴露に同僚たちは…
私は人だかりの前に出て、同僚たちに向かってはっきりと言いました。
「その資料を作ったのは、私です。私のパソコンには、下書きから作りかけで途中保存した同じファイルがいくつも残っています。時系列でお見せできますよ。私が作ったので、内容だって覚えています。すべてご説明しましょうか?」
「う、嘘だ!」と慌てるA男を横目に、私は続けて婚約についても暴露。
「それに、元々A男さんは私と婚約していました。そして、私に何も言わずに、B子さんとの婚約を発表したんです。こちらもメッセージアプリの履歴など、証拠はいくらでもあります」
私の話に同僚たちは「えっ……」とドン引き。さらに、私とA男が交際・婚約していることをB子さんは知らなかったようで、「どういうことなの!?」と激怒し始め、社内は大混乱となったのでした。
彼氏と私のその後
その後、当然ながらA男の評価は地に落ち、B子さんとも破局したよう。もちろん、私もA男との婚約を解消しました。
そして、同僚たちはみんな私の味方になってくれ、A男の居場所はなくなり、彼は静かに会社を辞めていったのでした。
婚約までした彼氏にひどいことをされ心に深い傷を負った私ですが、同僚や友人、家族の支えもあり、少しずつ回復しています。もう少ししたら、新しい恋を探しに、いろいろな場所に出かけてみる予定です。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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