ちょっとの菌で食中毒に!?トングを分けないと危ないワケ

最初は「生肉用」「焼けたお肉用」でトングを分けていたのに、気づいたらどっちがどっちかわからなくなることってありませんか?
正直いままで食中毒になったこともないし、別にどっちでも良いでしょ……と思う人もいるかもしれません。
でも、1つのトングを使いまわすのはとっても危険!
厚生労働省も発表していますが、生肉には「カンピロバクター」や「腸管出血性大腸菌(O157)」という菌がついていて、ほんのちょっと体内に入るだけで腹痛や下痢などの症状が出てしまう場合があるんです。
これまで平気だった人でも、寝不足が続いていたり、仕事や家事で疲れていたりすると食中毒になることもあるので油断は禁物。
面倒に感じるかもしれませんが、生肉についている菌が焼けたお肉に移らないよう、トングは必ず分けてくださいね。
うっかり生肉用トングで取っちゃったらどうする?

「生肉用のトングで焼けたお肉を触っちゃった……」なんてときも、慌てて捨てなくて大丈夫!
食中毒菌は熱に弱いので、もう一度加熱すればOKです。間違えて生肉用で掴んでしまった場合は、網に戻して10秒ほど焼き直しましょう。
トングが1本しかないときはお箸で代用OK!

お店によってはトングが1本しか用意されていないこともありますよね。そんなときは、店員さんに「トングをもう1本いただけますか?」と聞くのがベスト!
基本的にはもらえるはずですが、もし断られた場合はお箸を使いましょう。
生肉を網にのせるとき、ひっくり返すときは「トング」、焼けたお肉を取るのは「お箸」と使い分けるのがおすすめです。
知らないと危ない!焼肉屋さんでの「NG行動」

トングの使い分けだけでなく、料理の置き場所やお肉の焼き方によっても食中毒の危険が高まるかも!?ここでは、焼肉屋さんでのNG行動を3つご紹介します。
NG①生肉の横にサラダやキムチを置く
塩タンとカルビ、ハラミ、それからキムチもナムルも……と一気にいろいろ頼んで、テーブルの上がいっぱい!なんてこともありますよね。
場所がないからといって、キムチやサラダなど加熱せずに食べる料理のすぐ横に生肉を置くのは要注意。
お肉の汁がちょっと飛んだり、トングの先が触れたりすると菌が移ってしまうかもしれません。生肉の皿とサイドメニューはできるだけ離して置くと安心です。
NG②厚切りのお肉を網の真ん中で焼く
しっかり火を通した方が良いから……と厚切りのお肉を網の真ん中で焼くのはNGです。
というのも、中央部分は火が強すぎるので「表面は焦げて中は生、しかも食中毒菌は生き残っている」という残念な仕上がりになってしまうんです。
まずは強火で両面をサッと焼いて、すぐに網の端の弱火ゾーンに移動させるのがおすすめ。じっくり熱を通すことで食中毒菌をやっつけられ、やわらかく焼き上がりますよ。
NG③子どもに生肉用のトングを持たせる
子どもが「自分で焼きたい」と言い出すこともありますよね。このとき、生肉用のトングを渡すのはちょっと待って!
子どもは抵抗力が弱いので、食中毒にかかると重症化や後遺症のリスクが高いんです。
お手伝いをお願いするなら取り分け用のトングを渡すか、野菜やウインナーといった食中毒のリスクが少ない食材を焼いてもらいましょう。
もう食中毒なんて怖くない!
せっかくの焼肉で「おなかが痛くて動けない……」なんてことになったらもったいない!
トングの使い分けや料理の置き場所など、ちょっと工夫するだけで食中毒のリスクは減らせます。ぜひ試してみてくださいね。