【ブロッコリーの保存方法】なぜ野菜室に向かないのか

結論から言うと、野菜室はブロッコリーにとって温度が高めだからです。
多くの冷蔵庫では、野菜室の温度はおよそ5〜10℃に設定されています。
一方、ブロッコリーに適した保存温度は0〜5℃程度とされています。
ブロッコリーは収穫後も、つぼみ(花蕾)を咲かせようとして呼吸を続ける野菜です。
温度が高い場所に置かれると呼吸が活発になり、エネルギーを早く消費してしまいます。
その結果、次のような変化が起こりやすくなります。
・つぼみが黄色くなる(花が咲こうとするサイン)
・ビタミンCなどの栄養が消費されやすくなる
・甘みが抜け、食感が悪くなる
野菜室に入れているだけで、これらの変化が早まることがあるのです。
ブロッコリーを長持ちさせる保存方法【一手間加えて長持ち】

冷蔵室(またはチルド室)に入れるだけでも違いは出ますが、次のひと手間を加えることで鮮度の持ちが大きく変わります。
①包んで乾燥を防ぐ
ブロッコリーは乾燥に弱い野菜です。
購入後そのまま入れるのは避け、軽く水にくぐらせてから、湿らせたキッチンペーパーで房全体を包みます。
②ポリ袋に入れて密閉する
キッチンペーパーで包んだら、ポリ袋に入れて口を軽く閉じます。
こうすることで水分の蒸散を防ぎ、適度な湿度を保ちやすくなります。
③立てて保存する
ここが意外と重要なポイントです。
ブロッコリーに限らず、多くの野菜は畑で育っていたときと同じ向きで保存すると負担が少なくなります。
茎を下にして立てて置くことで、余計なエネルギー消費を抑えやすくなります。
黄色くなってしまった場合は?
気をつけていても、数日放置するとつぼみが黄色くなってしまうこともあります。
黄色くなると「腐ったのでは?」と心配されがちですが、これは花が咲こうとしている状態で、必ずしも腐敗ではありません。
味や食感は多少落ちますが、食べることは可能です。
その場合は、ポタージュやスープにしたり、味付けをやや濃いめにして炒め物にしたりすると、違和感なく使いやすくなります。
ブロッコリーの保存方法は「冷蔵室・乾燥を防ぐ・立てて置く」で長持ち

今回は、ブロッコリーの正しい保存方法について紹介しました。
ポイントは次の3つです。
・保存場所は冷蔵室、あればチルド室
・乾燥を防ぐために包んでポリ袋へ
・茎を下にして立てて保存する
この3点を意識するだけで、1週間ほど経っても青々としてシャキッとした状態を保ちやすくなります。
ぜひ今日から試してみてくださいね。