ある日、すいちゃんがレオくんを連れて帰宅。玄関先で待たせたわずかな間に、レオくんは姿を消し、担任の谷本先生とようさんが探しに向かうなど、心配をかけます。
ところがレオくんは翌日もやってくると、勝手に家に上がり込み、図々しく飲み物を要求。さらに、すいちゃんの本を無理やり取るなど乱暴します。レオくんは注意されても反発ばかり。あまりにも非常識なレオくんの言動に「親から何も教えてもらってないんだ」と複雑な気持ちになりつつも、「二度とうちに来ないで」と突き放します。
数日後、ようさんが出社し、すいちゃんがひとりで留守番の日、自宅の様子をモニターで確認すると、なんと再びレオくんが家に上がり込んでいたのです。仕事を切り上げ、急いでタクシーで家へと向かうことに。
学校へ連絡しても解決しないと考えたようさんは、レオくんの母親と直接対話するしかないと決意。レオくんの母親が帰宅するまで家で預かることを決めるのでした。
衝撃の事実













ようさんの目の前で、すいちゃんを叩いたレオくん。
「なんですぐ叩くの!?」とようさんは思わず声を荒らげます。
「女は叩かないとわかんないってパパが言ってた」
そう言い、悪びれる様子がまったくないレオくんに、ようさんは「誰のことも叩いちゃいけない」「両親がやっていたとしても、レオくんはやらないで」と伝え、約束を守るなら家で遊んでもいいと話します。
レオくんは「わかった、叩かない」と素直に答えるのでした。
▼あまりに衝撃的なレオくんからの言葉に、ようさんも一瞬言葉を失ってしまいました。悪びれる様子もなく発せられたそのひと言からは、レオくんがそれを「当たり前」として受け止めている環境が透けて見えました。
子どもの問題行動の背景には、日常的に見聞きしている家庭環境や人との関わり方が影響していることも少なくありません。しかし、子育ては家庭だけでするものではありません。周りの大人が「何がいけないのか」「どうするべきなのか」を根気よく伝え、協力しながら見守り、支えていく姿勢が大切です。
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神谷もち
