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「俺がいなくてもいいだろ」出産当日、妻を見捨てた夫。義母の恐るべき“人脈”で嘘が暴かれ…夫の末路

夫と妊活を始めてから3年。病院にも通い、生活習慣も見直し、できることはすべてやり尽くしたつもりでした。それでも結果は出ず、私たちは少しずつ「子どもを持つこと」から距離を置くようになっていました。

だからこそあの日、検査薬にくっきりと現れた陽性反応を見たとき……。

妊娠を告げた日、夫の反応に違和感

私は慌てて夫に連絡しましたが、待てど暮らせど返信はありません。しばらくしてようやく届いたのは、「妊娠したんだって?」というひと言。思わず「もしかして、うれしくないの?」と聞いてしまいました。

 

すると夫は慌てて否定しました。妊活が長かったぶん、諦めかけていたから実感が湧かないだけだ、と。

 

妊娠がわかってしばらくすると、つわりの症状が出始めました。仕事も早めに休職するかもしれないと伝えると、夫は体を第一に考えてほしい、いつ休んでもいい、子どもが生まれたら専業主婦になってもいいと言ってくれました。

 

夫は最近、給料の良い職場に転職したばかり。その会社は母の幼なじみが社長を務めており、母の紹介で入社したご縁でもあります。「お義母さんには感謝しかない」と前向きに働く夫の姿が頼もしく見え、私はこれからきっと幸せになれると信じていました。

 

出産予定日に出張…夫の冷たいひと言

ある日、夫が申し訳なさそうに2週間後に出張が入ったと告げました。その日は、私の出産予定日。計画分娩のため、あらかじめ決まっていた日です。

 

立ち会うと言ってくれたはずなのに、ひとりでは心細いと伝えても、夫は仕事を優先すると言いました。出世がかかった大事な案件だから、と。

 

自分が病院にいてもできることはない、いてもいなくても同じだろう——その言葉に、胸がぎゅっと締めつけられました。結局、私が折れ、母に付き添いをお願いすることにしました。

 

 

出産より仕事?母のひと言で芽生えた疑念

出産予定日の当日、朝から私は緊張でいっぱいでした。少し落ち着いたころ、隣にいた母がぽつりとつぶやきました。出産に立ち会う機会を手放さなければ出世できない会社なのか、と。今度社長に文句を言ってやろうかしら、と。

 

私は慌てて止めました。社長には感謝していますし、夫も救われたのだと思っていたからです。けれどその直後、ずっと胸の奥に引っかかっていた違和感を、私は口にしました。最近、夫の様子がどこかおかしいこと。帰宅が遅くなり、スマホを触る時間が増えたこと。そして、出産より仕事を優先するという判断が、どう考えても不自然であること。

 

母は少し考えたあと、女の直感は侮れない、特に夫に対する妻の直感はなおさらだと静かに言いました。そして、社長にそれとなく確認してみようと。

 

夫を疑うなんて最低だと思い、私は迷いました。それでも、不安を抱えたまま出産に臨むほうがもっと怖かったのです。ごめん、と頭を下げると、母は社長に連絡を入れてくれました。

 

「出張」は嘘…出産当日に発覚した真実

その日の午後、夫からメッセージが届きました。出産の日なのに仕事でごめん、明日お見舞いに行く——そんな内容でした。

 

そのメッセージに返信したのは、私ではなく母でした。もう遅い、と。あなたは取り返しのつかない過ちを犯した、と。

 

送信者が母だと気づいた夫は、すぐに動揺した様子で返信してきました。そして、これは家族のための仕事なのだと弁明したのです。しかし母は、白々しい嘘はもう結構だと切り捨てました。社長に確認したところ、今日は出産に立ち会うために有給休暇を取っていると聞いた、と。

 

母が問い詰めると、夫は観念したように白状しました。出張は嘘で、不倫相手と旅行に来ているのだと。私が出産している、その最中に。

 

 

「離婚したい」出産の日に裏切った夫の末路

赤ちゃんは無事に生まれました。翌日、夫から病院に着いたと連絡がありましたが、私は面会を拒みました。顔も見たくない、離婚しようと伝えました。

 

夫は、昨日は不倫相手の誕生日で旅行を強要された、断れば関係をばらすと脅されたなどと言い訳を重ねました。しかし、それは言い訳にもならない。出産の日に裏切られた事実は、一生消えることはないと、私ははっきり理解していました。

 

離婚後、元夫は不倫相手と再婚したそうです。でも、慰謝料や養育費の支払いをめぐって言い争いが絶えず、生活もうまくいっていないと聞きました。母の紹介で入った会社も自主退職したと、社長から耳にしました。

 

私は子どもとともに実家の近くで暮らし、母に支えられながら少しずつ生活を立て直しています。悲しい出来事ではありましたが、これからは子どもと一緒に、明るく強く生きていきたいと思っています。

 

◇ ◇ ◇

 

出産は、命がけの大仕事。そばにいてほしいと願う気持ちは、決してわがままではありません。

信頼は積み重ねるのに時間がかかりますが、崩れるのは一瞬。だからこそ、後悔のない選択をしたいですね。

 

【取材時期:2026年2月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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