元中華料理人が教えるプロの中華スープとは?
今回参考にしたのは、YouTubeチャンネル『けんまさきっちん』で紹介された「たった2分でできる!本格中華スープ!酸辣湯!」のレシピです。
このチャンネルを運営しているのは、あの「餃子の王将」で約10年働かれていたという、けんさんとまささんのお2人。
紹介されているレシピを過去にいくつか試したことがあるのですが、どれも超絶美味しくて簡単に作れるんです。
材料や工程がシンプルなので再現性が高く、何度作っても味にブレが出ない点も気に入っています。
ちなみに、今回作る酸辣湯は“2分で作れる”と銘打たれていますが……全てがスローな私でも、たった2分で完成させられるのでしょうか?
けんまさきっちんさん「たった2分でできる!本格中華スープ!酸辣湯!」のレシピ

材料(1人分)
- 卵…1個
- トマト…1/4個
- ねぎ(小口切り)…お好みで
- 干ししいたけ(スライス)…適量
- 黒酢…大さじ1
- 水溶き片栗粉…片栗粉(小さじ2)+水(小さじ4)
- 水…200ml
【スープの味付け】
- 濃口醤油…小さじ1
- オイスターソース…小さじ1.5
- 味覇(ウェイパァー)…小さじ1
- ニンニク(チューブ)…小さじ1/2
- 生姜(チューブ)…小さじ1/2
作り方①トマトを切る

トマトの皮を剥き、食べやすい大きさに切りましょう。
あらかじめトマトを切っていたので、動画にならって包丁で皮剥きしたのですが、切る前であれば湯むきでもOKです!
作り方②鍋に材料を入れる

鍋に水を入れたら、干ししいたけ、トマト、【スープの味付け】の調味料を入れて、火にかけます。
火力の指定はなかったのですが、強めの中火で加熱しました。
作り方③とろみをつける

沸騰してきたら、水溶き片栗粉を混ぜながら入れましょう。
作り方④溶き卵を入れる

ほどよいとろみがついてきたら、2回に分けて溶き卵を流し入れます。
1回目の卵が固まってきたら2回目を入れ、箸で切るように軽く混ぜてください。
強めの中火のまま煮立たせていますが、ふわっとやわらかい卵に仕上がりましたよ。
作り方⑤黒酢を入れる

火を止めて、黒酢を入れます。
作り方⑥盛り付ける

器に盛り付けてお好みでラー油(分量外)を入れ、小口切りにしたねぎを散らしたら完成です。
【実食】本格中華の味わいにレンゲが止まらない!

初めて作った酸辣湯を、早速食べてみると……二度見ならぬ二度食い。美味しすぎます。
酸味が走ったと思えば旨みが追いかけてきて、気付けば辛みの追撃。三つ巴の攻防戦かと思いきや、手を取り合っているかのように抜群のバランスです。
口の中からスープが消えた後も、ラー油のピリッとした辛みが余韻を残し、そこに味覇の旨みが。そして「もう一口いきましょう」と誘うのは、黒酢の酸味です。
そう、エンドレス。酸辣湯沼にハマってしまいました。

卵やトマト、干ししいたけなど、さまざまな味や食感を楽しめるので、満足度はかなり高めです。
食べる前は酸辣湯にトマト?と思っていましたが、これが私の中で大ヒット。
加熱により甘みと旨みを増したトマトが、黒酢のシャープな酸味をふんわり包み込み、全体をまろやかにまとめています。
トマトは、酸味チームのサブエース的な存在だと思っていたので、少し意外でした。
そして、とろみのついたスープの中で細やかなリボンのように広がる卵も、すっごく美味しいんです!

口に入れた瞬間ふわっとほどけ、食感は驚くほど繊細。スープの酸味や辛みを優しく受け止めてくれています。
動画内で、けんさんが一瞬で食べ終わっているのを見てアハハと笑っていましたが、気付けば私も負けないくらいのスピードで完食していました。
レンゲを握る右手の稼働率は、完全にブラック。労基に駆け込まれたら、弁明の余地はありません。
そういえば、2分で作れる酸辣湯とのことでしたが、調理工程の写真を撮っていたこともあり、4分ほどかかってしまいました。
すっかりハマってしまい、翌日に酸辣湯麺を作ってみたのですが……。

手順が分かっていることもあり、酸辣湯部分は2分ほどで完成。タイトルの触れ込みは本当でした。
下手すりゃ味噌汁より早く作れるなんて信じ難い話ではありますが、とにかく簡単で美味しいので、挑戦する価値ありですよ。
おうちで本格中華を作ってみよう!
酸辣湯を自宅で作る日が来るなんて思ってもみませんでしたが、大成功。
中華献立の汁物レパートリーを増やしたい方も、一回こっきりしか使っていない黒酢を持て余している方も、ぜひ作ってみてくださいね。
協力/「けんまさきっちん」さん