春は“支払いラッシュ”がやってくる
4〜6月は、まとまった支払いが重なりやすいタイミングです。特に大きいのが税金関係。
持ち家の場合は固定資産税の支払いが始まり、車を所有している家庭では5月頃に自動車税や軽自動車税の納付があります。金額も大きく、数万円から十万円以上になることも珍しくありません。

さらに、子どもがいる家庭では学校関連の費用も増えます。
PTA会費や教材費、学年費、部活動の費用などが新年度のタイミングで集められることも多く、進級や入学を機に体操服や上履き、部活用品などの買い替えが必要になることも。
そのほかにも、習い事の年会費やスポーツ保険、イベント費など、春は気づかないうちに出費が増えていきます。ひとつひとつは小さくても、重なると家計へのインパクトは気づくと大きくなっています。
節約家がやっている「支払いの見える化」
わが家では毎年、新年度が始まる前に「春の支払い予定」を書き出しています。方法はとてもシンプルで、4月・5月・6月のカレンダーに、その月に支払う予定のものを書くだけです。
例えば、4月には学校関連費、5月には自動車税、6月には習い事の年会費など、わかっている支出をできるだけ具体的に書き込みます。金額がわかるものは一緒にメモしておくと、家計の全体像がさらに見えやすくなります。

こうして一覧にしておくと、「今月は出費が多い月だな」「この支払いに備えて少し余裕を持たせておこう」といった準備ができるようになります。
やりくりにゆとりがあるときに、先取りして貯めておくこともできます。
私は、先取りしたお金をダイソーのセクションファイルに入れて管理しています。家計簿のように細かく管理する必要はなく、ざっくり把握するだけでも十分効果があります。
書き出すだけで家計の不安が減る
支払い予定を見える化しておくと、「突然の出費」に感じていたものが、「予定していた支払い」に変わります。これだけでも家計のストレスはかなり減ります。
例えば自動車税も、いきなり通知が届くと大きな出費に感じますが、あらかじめ準備していれば慌てることはありません。また、学校関連の費用も事前に想定しておくことで、必要以上に家計が崩れるのを防げます。
家計管理というと難しく感じるかもしれませんが、実際は「知っておく」だけでも大きな違いがあります。
春は家計を整えるチャンス
春は出費が増える季節ではありますが、同時に家計を整える絶好のタイミングでもあります。新年度という区切りがあるからこそ、支出の流れを一度整理しておくと、その後の1年がぐっとラクになります。
「なんとなくお金が減っている」と感じる前に、まずは4〜6月の支払いを書き出してみることから始めてみてください。家計の見通しが立つだけで、お金との付き合い方がきっと変わってくるはずです。