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「赤あざができるからやめなさい」妊娠中に葬式へ参列。出産したわが子の体を見た瞬間に【医師解説あり】

妊娠中に何げなく聞いた言葉が、後になってふと胸に浮かぶことがあります。そのときは気にしていなかったはずなのに、なぜか記憶に残ってしまう。これは、私が妊娠中に経験した、そんな出来事の話です。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師沢岻美奈子先生
日本産科婦人科学会専門医・日本女性医学学会ヘルスケア専門医

産婦人科専門医として29年間、約25万人の女性を診察。更年期を中心としたヘルスケア領域が専門で、心身の不調が特徴的な更年期の揺らぎ世代を、薬だけではなく栄養面やコーチングも取り入れた統合医療で全人的なサポートをおこなっている。
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正反対のひと言

妊娠中、義祖母が亡くなり、通夜とお葬式に参列することになりました。そのとき、母親からは「妊娠中にお葬式へ行くと、子どもに赤あざができるからやめたほうが良い」と言われました。

 

一方で義母は、「ポケットに鏡を入れておけば大丈夫よ」と教えてくれました。

 

深く考えずに出した答え

2人の言葉を聞いても、当時の私は特に気にしませんでした。「どちらも昔から言われている話なのだろう」と受け止め、必要以上に重く考えなかったのだと思います。少し気にはなりながらも、「大丈夫」と自分に言い聞かせるようにして、参列することを決めました。

 

その後は、特別に意識することもなく平穏に妊娠期間が過ぎていきました。

 

 

ふと、よみがえった言葉

無事に出産を終えてわが子を腕に抱いたとき、生まれてきた子どもの体に赤あざがあることに気付きました。その瞬間、「妊娠中に葬儀へ行くと、子どもに赤あざができる」と言われた、あの言葉がふいに頭をよぎりました。

 

後から知ったことですが、赤あざにはサーモンパッチや、いちご状血管腫(いちごじょうけっかんしゅ/乳児に多く見られる赤いあざで、毛細血管が増えることでできる良性の腫瘍)など、生まれつき見られるものも多く、成長とともに目立たなくなる場合もあるそうです。

 

偶然だと言われればそれまでのことなのですが、あの日の記憶と結びつけてしまいました。

 

まとめ

この出来事を通して、迷信そのものの正誤よりも、人の記憶と感情がいかに強く結びつくかを実感しました。たとえ根拠のない言葉であっても、自身の状況と重なることで、忘れられない意味を持ってしまうことがあります。

 

妊娠中という心身ともに繊細な時期だからこそ、耳にする言葉が心に深く残るのだと、わが子を抱きながら改めて感じた出来事でした。

 

医師による解説:迷信ですが体を気づかってきた証拠

「葬儀と赤あざ」に科学的な因果関係はありませんが、迷信がこれほど長く語り継がれているのは、それだけ妊娠中の女性の体がデリケートで、周囲が「無理をさせないように」と気づかってきた証拠でもあります。もしお子さんにあざがあっても、多くは成長とともに自然に消えるものです。自分を責めず、まずは小児科や皮膚科で相談してみてくださいね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)

著者:松井あみ/30代女性・会社員

イラスト:アゲちゃん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)

 

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