息子が新生児~生後2カ月ごろまでは、おなかが空いたり、おむつが汚れたりすると泣いていました。不快感を泣いて表現している様子です。ところが生後3カ月に入ったころから、原因のわからないぐずりに悩まされることに……。当時の息子の様子や対応についてお伝えします。
泣いてぐずることが増えた
もともとよく泣く息子でしたが、生後3カ月に入るとさらに増えました。一日の大半を泣いて過ごしているのでは? と思うほどです。
特に夕方ごろになると、ぐずりがひどくなりました。日によっては30分以上泣き続けていたこともあります。おなかが空いたのかな? それともおむつが汚れている? いろいろと原因を探りましたが、泣き止みません。どうしたら良いのかわからず悩みました。
かわいいと思えなかった時期
抱っこであやしても泣き続ける息子を見ていると、私は次第にイライラしてきてしまいました。かわいいはずの息子のことが、正直かわいいと思えなかったこともありました。このままだとストレスがたまる一方です。
そこで私は泣く息子をベビーベッドに寝かせて別室へ行き、深呼吸をしながら気持ちを落ち着かせるようにしました。それでもイライラが収まらない場合は、クッションに向かって思いっきりパンチをしてストレスを発散していました。
赤ちゃんに合うあやし方を試す
保健師さんに相談したところ、「原因のわからないぐずりに悩まされるママは多いんですよ」と言われました。大変な思いをしているのは自分だけではないと知り、肩の力が抜けたことを覚えています。
保健師さんからいただいたアドバイスは、「赤ちゃんに合うあやし方を試すこと」でした。息子に効果があったのは「ドライブ」。車の振動が心地いいのか、すぐ眠ってくれて助かりました。
息子の原因のわからないぐずりは生後4カ月ごろまで続きました。対応に困り果てたときは、泣き止ませるのを目標とせず、とことん付き合う心構えでいようと決めました。そうすると、少し気持ちがラクでいられた気がします。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト:(c)chicchimama
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。