赤ちゃんと過ごす時間も大事だけど、限られた時間で家事など他にやることもたくさん……。多くのママたちが大変と感じているお世話のなかで「この育児はしなくて大丈夫」「ここまでならラクをしてOK」というポイントを、小児科医であり、3児の母でもあるさくらんぼこどもクリニックの三日市薫先生が紹介します。今回はおでかけ・家事編です!
ここが大変① 毎日お散歩に出かけるのが面倒
大変な日は︎ベランダに出るだけで十分
お散歩が必要なのは、外気に触れ刺激を受けること、日光を浴びることで免疫力を高め、骨を丈夫にするビタミンDを作るためです。それと同時に、ママの気分転換にもなります。ママの体調が悪い日や忙しい日など、逆におでかけがストレスになるようならば、ベランダで外気浴をすれば十分です。
お散歩は買い物のついでに行けばOK
赤ちゃんが歩けるようになると運動量が増えるためお散歩が必要になりますが、歩き始める前ならお買い物のついでに15〜30分程度出かければOKです。日中のなるべく同じ時間に出かけると、赤ちゃんの生活リズムも整いやすくなります。
※新型コロナウイルスの感染を避けるため、赤ちゃんを連れての買い物は感染対策を十分に講じた上で混雑時を避けていくようにしましょう。
ここが大変② 赤ちゃんが動き回るので家事ができない
おんぶなら家事がはかどる&赤ちゃんもご機嫌!
寝返りが始まると、途端に行動範囲が広がって目が離せなくなりますね。最近はおんぶをするママは少ないようですが、家事をするときはおんぶがおすすめです。両手が自由に使え、火や包丁を使う際も赤ちゃんの手が届きにくくなります。赤ちゃんもママと密着するので安心し、視野がいつもより広がるので喜んでくれるはずです。
まとめ
グズったり、寝る時間がズレたり、赤ちゃんとの生活は予定どおりにいかないものです。すべてのお世話や家事を完璧にこなせなくてもいいと割り切ることが大切。パパや家族を頼ったり、便利な家電、ネットスーパー、家事代行サービスを利用するのも手です。少しでもラクをできる方法を探してみてくださいね。