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「おばさんは黙ってて」若い担当者に会議で一蹴された私…店頭の声を記録し続けた結末は【体験談】

販売の仕事を長く続けている私。店頭でお客さまと接する中で感じていたことを会議で伝えようとしたところ、年齢を理由に軽く扱われてしまいました。けれど、お客さまの声を集めたメモが、企画の方向性を変えるきっかけになりました。

会議で遮られた意見

私は長年、販売職として店頭に立っています。毎日お客さまと接していると、商品への感想や、購入時に迷うポイント、売り場でわかりにくい部分などが自然と耳に入ってきます。

 

ある日、新商品の売り場展開について会議がありました。若い担当者が中心となり、流行を意識したデザインや宣伝文句が並んでいました。私は話を聞きながら、「実際に店頭へ来るお客さまには、少し伝わりにくいかもしれない」と感じました。そこで、「もう少し使い方がわかる表示があると助かる、という声をよく聞きます」と意見を出しました。

 

すると担当者のひとりが、「今回は若い層向けなので」と笑うように言いました。さらに小さな声で、「おばさんは黙ってて、って感じですよね」と聞こえたのです。その場の空気を悪くしたくなかったため、私はそれ以上何も言いませんでした。ただ、長年店頭に立ってきた経験まで否定されたようで、悔しさが残りました。

 

お客さまの声を集める

会議の後、私は感情的に言い返すのではなく、店頭で聞いた声をきちんと形にして残そうと思いました。それからは、接客中にお客さまから出た言葉をメモするようにし、何げないひと言も書き留めました。

 

さらに、年齢層や購入理由、迷っていた点も一緒に記録しました。すると、50代以上のお客さまだけでなく、若いお客さまからも一定の声があることに気付きました。

 

 

企画が修正される

ある日、上司から「そのメモ、見せてもらえる?」と声をかけられました。私は少し迷いましたが、これまで集めたお客さまの声をまとめて見せました。上司はしばらく読んだ後、「これは大事な情報だね」と言ってくれました。そして次の会議で、私のメモをもとに売り場の表示や説明文を見直すことになったのです。

 

その後、新商品の売れ行きは少しずつ伸びました。お客さまからも「これなら選びやすい」という声をいただくようになりました。

 

しばらくして、あのとき私の意見を軽く流した担当者が、「次の企画でも、店頭で聞いた声を教えてもらえますか」と声をかけてきました。謝罪の言葉はありませんでしたが、そのひと言で少し報われた気持ちになりました。

 

まとめ

今回のことで、現場で聞いた声には、数字だけでは見えない価値があるのだと感じました。年齢が上だから古い、若いから正しいということではなく、それぞれの立場だからこそ見えるものがあります。これからも、店頭で感じたことをただの愚痴で終わらせず、きちんと伝えられる形にしていきたいです。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:武藤雅子/60代女性・パート

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

※一部、AI生成画像を使用しています。

 

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シニアカレンダー編集部

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