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「貯蓄が減っていく…」年金の繰り下げ受給を選んだ私が痛感した資金計画【体験談】

年金の受け取り方を決めるとき、私は「少しでも多く受け取れるなら」と考え、繰り下げ受給を選びました。月々の金額が増えることに目が向き、退職後の生活費をどうまかなうかまでは十分に考えていなかったのです。定年後の暮らしの中で、私は資金計画の大切さを痛感することになりました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

財務コンサルタント桜井 潤一
株式会社ユニバーサルバンク代表

財務コンサルタント。24年間の銀行員経験で、富裕層の資産運用から数十億円規模の法人融資など、1,000社以上の審査・支援を経験。2020年に「銀行を超えた銀行を創る」という思いから株式会社ユニバーサルバンクを設立し、起業初年度から年商1億5,000万円のビジネススクールを経営。現在は財務・ビジネス・資産形成を融合したReal Wealth®︎プログラムを開発。「週刊エコノミスト」はじめ幻冬舎、扶桑社、日刊spa等メディア掲載実績多数。
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年金の繰り下げ受給を選択

私は60歳で定年を迎えました。退職後の生活を考えたとき、少しでも年金の受給額を増やしたいという気持ちがありました。そこで選んだのが、年金の繰り下げ受給です。月々の受給額が増えると聞き、「将来のためにはそのほうが良いのではないか」と考えました。

 

しかし当時の私は、制度について深く調べたり、自分の生活に当てはめて細かく計算したりすることまではしていませんでした。

 

貯蓄を取り崩す生活に不安が募って

繰り下げ受給を選んだことで、その間の生活費は貯蓄を取り崩してまかなうことになりました。最初は「しばらくなら何とかなるだろう」と思っていました。ところが、実際に貯蓄が少しずつ減っていく生活は、想像以上に心細いものでした。

 

さらに、医療費や急な出費が重なることもありました。年金の受給額が将来的に増えるとはいえ、目の前の生活費に不安を感じる日が増えていったのです。

 

 

予定より早く受給を始めることに

結局、私は当初の予定より早く年金の受給を開始しました。振り返ると、増額される金額ばかりに目が向き、退職後の生活全体を見通せていなかったのだと思います。貯蓄の減り方や医療費、急な出費への備えまで含めて考えるべきでした。

 

また、家族とも早い段階で話し合っていれば、もう少し冷静に判断できたかもしれません。

 

まとめ

年金の制度は理解しているつもりでも、実際の暮らしに当てはめて考えると、見えてくることがありました。私はこの経験を通して、目先の数字だけで判断せず、自分の生活全体を見通して選ぶことの大切さを学びました。

 

【専門家からのアドバイス】

年金の繰り下げ受給は、将来の年金額を増やせる一方で、受給を開始するまでの生活費をどう確保するかが大きなポイントになります。増額率だけに注目するのではなく、退職後の収入、貯蓄額、毎月の支出、医療費や介護費などの予備費まで含めて、無理のない資金計画を立てることが大切です。また、繰り下げ受給が必ずしもすべての人にとって最適とは限りません。健康状態や働き方、家族構成、貯蓄の状況によって合う選択は異なります。判断に迷う場合は、年金事務所やファイナンシャルプランナーなどに相談し、自分の暮らしに合った受け取り方を検討すると安心です。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:桜井潤一氏(株式会社ユニバーサルバンク代表)

著者:宮川弘司/60代男性・無職

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

※一部、AI生成画像を使用しています。

 

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シニアカレンダー編集部

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