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「私は家政婦じゃない」家事を一手に担う妻が告げた熟年離婚…翌朝、夫が起こした行動は【体験談】

長年の不満が積もり、私はついに「熟年離婚」という言葉を口にしました。そのひと言で、夫は初めてこれまでの生活を振り返り、現実と向き合うようになりました。

積もりに積もった不満

結婚してから長い間、家のことはほとんど私が担ってきました。掃除や洗濯、食事の準備だけでなく、親戚付き合いや冠婚葬祭の連絡、季節の贈り物の手配まで、気付けばすべて私の役目になっていました。夫は悪気なく「任せるよ」と言います。でも、そのひと言の裏で、どれだけ私が時間と気をつかっているのかは、まったくわかっていないようでした。

 

何度か「少しは手伝ってほしい」と伝えたこともあります。けれど夫は、その場では「わかった」と言うだけで、数日たつと元通り。この先もずっと同じ生活が続くのかと思うと、胸の奥が重くなりました。

 

「離婚」の言葉

ある夜、夕食後の片付けをしている私の横で、夫はいつものようにテレビを見ていました。その姿を見ているうちに、我慢していた気持ちが一気にあふれてしまいました。私は思わず、「このまま何も変わらないなら、一緒にいる意味を考えたい。熟年離婚だって、他人事じゃないと思っている」と口にしました。

 

夫は驚いた顔で私を見ました。いつものように聞き流されると思っていたのかもしれません。でもその日は、私も冗談では済ませませんでした。

 

「私は家政婦じゃない。夫婦なら、生活を一緒に支えてほしい」と伝えると、夫はしばらく黙り込んでいました。

 

 

夫が作ったリスト

翌朝、夫は珍しく早く起きてきました。そして、テーブルの上に一枚の紙を置きました。そこには、「ゴミ出し」「風呂掃除」「食器洗い」「親戚への連絡」「買い物の付き添い」など、夫なりに考えた家事のリストが書かれていました。

 

正直、内容はまだ不十分でしたし、「買い物の付き添い」と書いてあるあたり、少しズレているとも思いました。それでも、自分から何ができるかを書き出したことは、これまでの夫にはなかった行動でした。

 

その日から夫は、ぎこちない手つきで食器を洗ったり、ゴミの日を確認したりするようになりました。完璧ではありません。私が教えなければならないこともたくさんあります。それでも、言葉だけでなく行動しようとしている姿を見て、もう少し話し合ってみようと思えました。

 

まとめ

長年の不満は、一度の会話ですべて消えるものではありません。けれど、変わる意思があるなら、夫婦は何度でも話し直せるのだと感じました。大切なのは「手伝う」という意識ではなく、生活を一緒に担うこと。言葉だけではなく、実際の行動で示してもらうことで、私の気持ちも少しずつ変わっていきました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:牧野ちさ/60代女性・主婦

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

※一部、AI生成画像を使用しています。

 

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シニアカレンダー編集部

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