大学生のころに出会った大切な人
私が大学生だったころ、アパートの近くに住んでいた高齢の女性がいました。私はその方と自然に親しくなり、いつの間にか家族のような関係になっていました。
日常の中で顔を合わせ、話をするうちに、私にとってその方はただの近所の人ではなく、心の距離が近い存在になっていったのです。
卒業後も続いていた交流
時がたち、私は大学を卒業して地元へ帰ることになりました。住む場所は離れましたが、その後も交流は続きました。実家からは遠かったものの、私は時々その方に会いに行っていました。頻繁ではありませんでしたが、会えば以前と変わらない温かさがあり、私にとって大切な時間でした。
さらに数十年がたち、その方は施設に入所することになりました。私は施設へ2回ほど会いに行きましたが、「またそのうち行けばいい」と思い、会いに行くことを先延ばしにしてしまいました。
「また今度」がかなわなかった後悔
そうしているうちに、その方が亡くなったことを知りました。もう会えないのだと思ったとき、胸に強く残ったのは「もっと会いに行けばよかった」という後悔でした。忙しさや距離を理由に、どこかで「まだ大丈夫」と思っていたのだと思います。
しかし、人はいつまでも元気でいてくれるわけではありません。会いたいと思ったときに行動しなければ、その機会は突然なくなってしまうことがあるのだと痛感しました。
まとめ
この経験を通して、私は「思ったときに行動すること」の大切さを学びました。今では、自分の親に対しても、後悔しないように、会いたいと思ったときや何かしてあげたいと思ったときには、できるだけ早く行動するようにしています。今でもその方のことを思い出すたびに、空を見上げ、静かに手を合わせています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:松尾啓一/50代男性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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