肌に気をつかうようになったきっかけ
元来ニキビ肌で、学生時代は皮脂を取ることに必死でした。皮膚科に通い、ビタミン剤を飲み、できたニキビに薬を塗ったり、涙ぐましい努力をしていました。でも、思うような変化は感じられず。それが就職し、正しい洗顔、自分の肌質を知り、それに合ったスキンケアをおこなううちにニキビが気になりにくくなり、いつの間にか肌を褒められることも増えました。
皮膚が弱いため、食べ物や体調、睡眠の質にも気を付けて生活するようにし、スキンケア商品はサンプルで試してから使うようにすると、私の場合は肌荒れが起こりにくいことがわかり、もし肌トラブルが出ても慌てずにいられました。
ただ、30歳くらいから肌質が少しずつ変わり、皮脂トラブルではなく「あれ? これって乾燥? シワ?」ということが増えてきました。35歳を過ぎ、出産で生活が激変しました。家事に子育てが加わり、仕事の時間も変わらないとなると、スキンケアにかける時間はほとんどありませんでした。
何かしなければまた荒れた肌に戻ってしまう! となれば、効率よくおこなうしかありません。ただでさえ子どもに追い回されている中で時間を作るのは難しい! そこで考え付いたのが「ながらスキンケア」です。
掃除機をかけながらシートパック、テレビを見ながらクレンジング、化粧水を含ませたコットンを貼ったまま歯磨きをするなど、かなり手軽な方法です。実際、さぼるとファンデーションのノリが悪くなったり、肌がシワっぽく見えたりするのを感じていたので、やめられなかったというのが正直なところです。
退職して人に会わない生活へ
もっと子どもとの時間を作りたい、早く帰宅できる仕事に転職したい! と考えた末、43歳で長年働いた化粧品の会社を退職。緊張感ある日々から解放され、晴れて3カ月の楽しい有給休暇消化の期間を迎えました。
そしてどうなったかというと、今まで時間を作り、かなり頑張っていた反動なのかお手入れをほとんどしなくなってしまいました。お風呂に入ったときに顔を洗う程度です。自分でも「これはよくない」と思うほどでした。要因はいくつかあります。まずは化粧品が高額だったという理由です。
適量を使わないと良さを感じにくいとわかっていても、もったいなくて少量ずつ使ってしまい、満足感を得にくくなっていました。もう1つは仕事に行かない、出かけないので化粧をしないからクレンジングもしない、洗ってそのまま何もつけない、化粧水もつけないという生活になっていきました。
最初のうちは長年のお手入れの賜物か、すぐ荒れることがなかった肌が、そんな生活を3カ月も続けるとだんだん肌がおかしくなります。あれだけ頑張っていたスキンケアをさぼりにさぼった私は肌の変化を感じるようになりました。細かいシワっぽさ、毛穴の目立ち、目元の乾燥による小ジワなど。子どもに「ママ、シワをこれ以上作らないで」と言われ、かなりショックを受けました。
肌の改善に向けてのスキンケア
再就職にあたり、メイクをするようになり鏡と改めて向き合うと、いつの間にか気になるようになったシワっぽさ、ファンデーションのよれ、乾燥を目の当たりにして、心を入れ替えてお手入れを始めようと決意しました。
そうはいっても、転職してお給料の下がった私は以前のように、すぐにハリやツヤを感じられる高級品は使えません!かといってゆっくりお手入れをする時間が増えたわけでもありません。そうなると、工夫して、自分の肌に合う使い方を続けるしかありません。
クレンジングと保湿を見直す
まずは大好きだった丁寧なクレンジングを再開しました。クレンジングだけは高くてもこだわって、洗い上がりがしっとりして、毛穴汚れもすっきり落ちたように感じる商品を見つけて、毎日時間をかけて1日の汚れを落としました。たっぷりの量を使い、やさしく円を描くようになじませます。1日頑張った肌をいたわるように落としたら、ぬるつきがなくなるまでしっかりすすぎます。
その後、時間をおかず、化粧水を手のひらでやさしくなじませます。35歳過ぎてから、顔を洗ってほうっておくとパキパキ乾いてシワっぽくなるような気がしたので、時間をおかずにつけています。安くても、たっぷり使えるようなしっとり化粧水が私の肌には良いようです。
あとは寝る前にもう一度化粧水とジェル。頑張れたらクリームつけますが、何かしらの用事に追われて無理な日もたくさんあります。
それでも、このお手入れを3カ月続けたところ、乾燥による小ジワが以前より目立ちにくくなったように感じ、ファンデーションのノリも良くなりました。
まとめ
30歳を過ぎ、出産、転職を経験し環境の変化と共に肌の変化を感じました。時間がたつとともに肌がくすむ、エアコンがきついと目元が乾いてシワっぽくなる、毛穴の目立ちも、皮脂だけでなく乾燥が関係しているように感じることがありました。乾燥対策一辺倒でなく、ニキビ肌も考えつつのお手入れなので、しっとりし過ぎず、汚れをすっきり落としつつ、肌に潤いを与えるような化粧水とジェル、軽いクリームの組み合わせが、乾燥による小ジワを目立ちにくくする上で、私には合っていたようです。
高価なものだと2、3回で挫折しそうですし、アイテムが多いと時間に余裕のない私には続けられないので、自分に合ったアイテムを無理なく使い、お手入れを続けられる形にすることが大切なのだと実感しています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:久野 賀子先生(PRIDE CLINIC 医師)
著者:竹中 まさみ/40代・会社員。2人の男の子を持ちフルタイムで働いている。化粧品メーカーを辞め、別の業種に。帰れば子どもの送り迎えと家事に追われ、趣味だったスキンケアもできずカサカサな肌となる。
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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