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「若いつもりでいたのに」車止めにつまずき大転倒。医師の言葉にショックを受けたワケ【医師監修】

気が付けばアラフォーになった私の身に起こった出来事です。昔は多少無理をしても平気だったのに、最近は疲れが抜けにくくなったり、小さな不調を感じたりすることが増えていました。それでもどこかで「まだまだ若い」と思っていた私は、ある出来事をきっかけに、若いつもりの自分と、現実の体のギャップを痛感することになったのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師中村 光伸先生
光伸メディカルクリニック院長

医学博士。整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。
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「あっ、やらかした」踏ん張り効かず大転倒

アラフォーになってからというもの、「疲れが翌日に残る」「寝ても回復しない」と感じることが増えました。しかし、自分の中では、まだまだ若い側のつもり。階段も普通に上がれるし、子どもと走れるし、老いなんてまだ先の話、だと思っていました。

 

ところが、通院している病院の駐車場で思わぬことが起きたのです……。

 

いつものように診察が終わり、「帰ったら、ちょっと昼寝しようかな〜」なんて考えながら歩いていたとき、車止めに足を引っ掛け、そのまま膝から地面へダイブ。「あっ、私やらかしたわ!」と思った次の瞬間、昔なら踏ん張れたはずの体はまったく反応せず、そのまま見事に大転倒してしまいました。

 

幸い歩けるし、出血もなし。しかし、周囲を見ると人影がちらほらあることに気付き、痛みより何より「今の様子、絶対見られいてたよね?」という恥ずかしさが勝って、何事もなかった顔で車に乗り込みました。

 

次第に膝が熱を帯び、ズキズキと痛みが走る

しかし、帰宅してしばらくすると、膝に違和感が……。「ん? ちょっと痛いかも。まあ大丈夫でしょう」。ちょっと転んだだけだしと、最初は軽く考えていたのですが、時間がたつにつれて、膝がどんどん熱を持ち始めてきます。そして、ズキズキと脈打つような強い痛みに変わっていったのです。

 

さすがに「これはおかしい」と思い、慌てて近所の整形外科へ駆け込みました。

 

診察室に呼ばれ、エックス線画像を見た先生は、驚くほどあっさり「膝のお皿が割れてますね。全治1カ月ほどですね」と宣告。

 

避けられたはずの車止めにつまずいたことで、「足、全然上がってなかったじゃん…」と現実を突きつけられた気がしました。そのうえに、先生からは「この年代から転倒するケースが増えるんですよね〜」とサラッと告げられて、地味にショックを受けました。

 

その日以降、湿布とギプスが私の相棒に。仕事も休まざるを得なくなり、日常生活もままならなくなりました。

 

 

うれしい誕生日のはずが悲しい骨折記念日に…

人生で初の骨折でした。しかも不運はそれだけではありません。骨折した翌週に、私は38回目の誕生日を迎え、家族や両親がお祝いの食事会を予定してくれていたのです。

 

みんなが集まる久しぶりの外食を、私はとても楽しみにしていましたが、当然予定はキャンセル。うれしいはずの誕生日が、悲しい骨折記念日になってしまいました。

 

落ち込む私に、夫が「骨折しちゃったのは残念だけど、近ごろは毎日、『よいしょ』って言ってたもんな。予兆はあったんじゃないの」と笑いながらポツリとひと言。その瞬間、悔しいはずなのに心当たりがありすぎて、思わず吹き出してしまいました。

 

そういえば最近、立ち上がるときだけでなく、床のものを拾うときも、階段を上るときも、重たい荷物を持つときも、何かするたびに無意識に「よいしょ」がセットになっていたのです。

 

夫には「結構前から怪しかったよ。老いを自覚して気を付けないと」とまで言われました。

 

私はずっと、まだ若い側にいるつもりでしたが、体は年齢とともに少しずつ変化していたようです。転んで骨折したことはショックだったものの、若いのは気持ちだけだと気付くきっかけになったのかもしれません。

 

まとめ

今回の転倒は、ただ痛かっただけでなく、若いつもりだった自分に、体の変化を突きつけた出来事でもありました。年齢を重ねても気持ちは昔のままでしたが、体は少しずつ変化しているのだと実感。夫に「前から怪しかった」と言われたことで、小さな変化は前からあったのに、自分では見て見ぬふりをしていたのかもしれません。

 

これからは「まだまだ大丈夫」と過信するのではなく、自分の体の変化も受け入れながら過ごしていきたいと思います。まずは、「よいしょ」と言わずに動ける体を目指して、無理のない範囲で頑張りたいです。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)

著者:高田はなえ/30代女性。2歳年上の夫と2022年生まれの男の子と3人暮らし。専業主婦だったが、中古で一戸建てを購入したためパート勤務を始めた。出産後から気になりだした体の老化を防ぎたいと日々試行錯誤中。

イラスト:さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

 

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