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いつも1~2日で軽くなる腰痛。湿布で様子を見た翌朝、床をはうほどの痛みに襲われたワケ【医師監修】

私は普段から子どもと遊ぶ際や息子が習っているソフトボールの練習、大会の付き添いなどで、体を酷使することが多い日々を送っています。活動量が多かった日の翌日に軽い腰の痛みを感じることもありましたが、いつの間にか治まっていました。ある日、いつものように軽い腰痛が……。きっと自然に治るだろうと思って過ごしていたら、腰痛はどんどん悪化。その結果、耐えられないほどの激痛に襲われたのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師中村 光伸先生
光伸メディカルクリニック院長

医学博士。整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。
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毎日体を動かす活発な日々

私は2人の子どもを育てる母親です。もともと自宅でのんびり過ごすより、体を動かしたり外出したりするほうが好きで、体力には自信がありました。

 

子どもが幼いころは、外出先で疲れて「ママ、抱っこして」と言われれば、長時間抱っこするのも当たり前。「抱っこさせてもらえるのも今のうちだけ」と思い、抱っこできる時間を幸せなひとときだとさえ感じていました。

 

友人から、抱っこのし過ぎで体を痛めたことがあると聞いていましたが、「私の体は頑丈にできているから大丈夫!」と思っていました。友人は抱っこばかりする私を見て心配していましたが、抱っこの影響で体が痛くなったということはまったくありませんでした。

 

ところがあんなに幼かった子どもたちは、もう6歳と10歳! 子どもたちが大きくなるにつれ、遊びはダイナミックに変化。小さな公園では満足しきれず、大きなアスレチックのある公園や屋内遊具施設に行く日が増えたのです。

 

私は子どもが危険な目に遭わないように、後ろからついていくのに必死でした。さらに息子がソフトボールを習っている影響で、私の生活は以前よりも活発な日が増えていきました。

 

ある日突然、腰に違和感が

子どものソフトボールの練習は週に3回あります。練習の日にはバットやグローブなどの道具を持ったり、暑い日には飲み物を大量に入れた給水容器(ドリンクキーパー)をひとりで運んだりしていました。

 

ソフトボールで使う道具や荷物の中には、大人でも重く感じるものがありました。私は体力や腕力に自信があり、一度に多くの荷物を持ち歩くこともありました。

 

試合の日にはソフトボールの道具と自分たちの荷物があるので、さらに持つ量が増えます。周囲では父親が重いものを持つ家庭が多かったのですが、わが家は夫が仕事であまり来られなかったため、私もほかの父親に交じって重い荷物を運んでいました。

 

特に7月から8月までは、週3回の練習に加えて毎週日曜日に試合があり、重い荷物や道具を運ぶ機会がいつもより増えていました。さらに平日は仕事をこなしつつ、義妹の里帰り出産のお手伝いやお盆に帰省した親戚の対応に追われていました。そのため、1日中動きっぱなしで、座ったり横になったりする暇もないほど忙しい日々が続きました。

 

そんな日々が少し落ち着いたころ、ふと腰に少し痛みを感じたのです。日ごろから軽い腰痛を感じることはありましたが、いつも自然に治まっていたため、その日も「しばらくすると治まるだろう」と思っていました。

 

 

耐えられないほどの激痛が!

いつもなら1~2日で軽くなる腰痛でしたが、今回はなかなか腰の調子が戻りませんでした。「今回はちょっと痛いかも……」と思いつつ、日常生活には支障なく過ごせていたため、湿布を貼って様子を見ることに。すると、湿布のおかげなのかいったん痛みが和らいだように感じました。

 

ところが、その日の就寝前に腰に違和感を覚えたのです。

 

「あれ? 痛みが治まったはずなのに、また腰が痛くなってきたな……」

 

と感じましたが、昼間と同じように湿布で和らぐだろうと思い、貼って寝ることにしました。

 

すると、翌朝起き上がろうとした瞬間、腰に耐え切れないほどの激痛が走ったのです!

 

「さすがに、これは何か異常があるのでは?」

 

と思い、激しい痛みに涙を流しながら床をはいつくばるように移動し、夫に付き添われて、なんとか整形外科を受診しました。

 

その後、エックス線検査を受け、診察の結果、医師から「仙腸関節障害(せんちょうかんせつしょうがい/仙骨と腸骨の間にある仙腸関節に機能障害が生じ、腰やおしりなどに痛みが現れる状態)」と診断されました。

 

診察の際、身動きすることさえ苦痛だったため、痛みを抑える方法はないかと医師に相談すると、ブロック注射を提案されました。医師によると、ブロック注射は局所麻酔薬などを注射し、痛みを和らげる治療とのことでした。そこでブロック注射を受け、その後、痛み止めと湿布が処方されました。

 

医師からは、長期間にわたって仙腸関節に負担がかかっていたことが、今回の症状に関係した可能性があると説明されました。治療後も2~3日は体勢を変えるたびに強い痛みがありましたが、徐々に和らぎ、現在は痛みを感じていません。

 

まとめ

振り返ると、私は重い荷物をひとりで持ち、体に違和感があっても無理を重ねていたのだと思います。これからは周囲に頼ることも大切にしながら、体への負担を減らしていこうと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)

著者:新畑 とも/30代女性。元気いっぱいの兄妹に翻弄(ほんろう)されつつも子育てを楽しむママライターです。何事も全力で! をモットーに日々過ごしている。

イラスト:sawawa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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