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生理痛、生理不順、PMS…病院に行かずそのまま過ごして困ったこと

昔から生理不順や生理中の不快な症状に悩んでいた女性が、なかなか妊娠しないのを機に病院で原因を調べた結果……。これまで生理のことで悩んできたその原因と、治療~出産までについて紹介しています。

腹痛の女性

 

私は生理痛がひどく、生理周期も乱れ、精神的にも不安定でした。一つひとつちゃんと改善すればよかったのですが、ずっと後回しにしていました。心と体の負担でしかなかった生理が、女性として重要なことなのか今ならわかります。今回は、いざ子どもが欲しいと思ったときに悩んで自分の体と向き合った体験と、それまでの生理不順やなかなか妊娠が叶わなかった原因について紹介していきます。

 

腰にダンベルをぶら下げているような生理痛

中学生のころからテニスに熱中していた私ですが、生理が来るとコートの端で休んでいました。腰から鈍痛がずっと続いている状態で重たく、運動なんてできなかったのです。今思えば薬を飲めばよかったのかもしれませんが、薬を飲むと癖になってしまうと思ったので我慢していました。


ある日、友だちから「生理痛がひどいと子宮の病気があるかもしれないから病院に行ってみたら?」と言われたことがあります。しかし、すごく怖くて病院にはなかなか行けず……。

 

生理不順は当たり前…病気? ストレス?

生理痛がひどいので、毎月生理が来るのが憂うつでした。しかし生理不順なので2、3カ月生理が来ないことはザラにあり、ひどいときは1年来ないことも……。


当時はなぜ不順だったのかわかりませんでしたが、振り返れば学生時代から悩み事が多く、心理的な原因で来ないのではないかと思っていました。

 

肌荒れ、むくみ、イライラで情緒不安定に

生理不順なので生理周期がわからないのですが、生理前は必ずと言っていいほど肌が荒れてイライラします。ちょっとしたことで泣きそうになるなど情緒が不安定でした。


当時の彼氏にはこのことでかなり迷惑をかけてしまい、生理中も不安定な状態が続くのでとてもつらかったです。でもどう改善すればいいかわからず、イライラしないように生理中は好きなものを食べ、好きなことをして過ごしていました。

 

生理で悩んでいた原因は? 妊活で明らかに

結婚をして3年目に、夫と子どもが欲しいと話していました。いざ妊活をしてみましたが、なかなかできず……。病院で検査したところ「多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)」とわかりました。排卵がうまくできていないことが原因で生理が来ず、生理不順だったことが判明したのです。


不妊治療を始めるとき、先生から「体を冷やさず温め、ストレスを溜めないこと」と言われ、冷たいものをなるべく飲まないようにし、お風呂に浸かり、ホットヨガにも通うようにしました。

 

 

こんなに生理で苦しんでいたのに、一度も病院に行かなかったことを後悔しました。子どもが欲しいと思ったときにすぐ授かれず、不妊治療を経験したことで、もっと早めに病院に行っていればよかったと思いました。今では少しでも違和感があると病院に行くようにし、自分の体のことを後回しにしないようにしています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 


著者:松丸りん

0歳男児の母。陽気な夫と3人で田舎暮らし。出産、育児、子育てに関する体験談を中心に執筆中。

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