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出産中に「ボトッ」と落ちる音が…。え!?うそでしょ!「出ちゃった」なんて言える雰囲気ではなく…

出産時にウンチも一緒に出ることがあるということは知識として知っていました。しかし、「そういう人もいるんだな」と、私はどこか他人事でした。しかし、無痛分娩で出産に臨んだ私にまさかの出来事が……! 当時のお話をご紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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「ウンチしちゃうかも」と言っておく作戦

身近に出産経験のある人がいなかった私は、インターネットで出産についてよく調べていました。その中でも気になったのは「出産時にウンチも一緒に出てしまった」という話です。

 

「こんなケースもあるんだ……」と思ったのと同時にちょっぴり不安になった私は、夫に「出産時に排便してしまうこともあるかもしれないんだって」と伝えておきました。そうすれば、万が一出産時にそうなっても引かれることはないだろうと思ったのです。

 

無痛分娩のいきみ方が想像と違った!?

いよいよ出産の日を迎えた私。分娩室でモニターを見て陣痛の波を確認する助産師さんの指示に従っていきむことになりました。

 

しかし、いざいきむというときに、助産師さんからこう言われました。「ウンチをするときのように、肛門に力を入れていきんでください!」。

 

そのとき、私は「えぇ!? そうしたら出ちゃうじゃん!」と思ったのですが、指示に従うしかありません。私はとにかく必死にいきみました。

 

 

もうどうにでもなれ……の境地だった!

肛門に力を入れていきむと、やはり出てしまったようです。……ウンチが。ボトッと用意されていた袋に落ちる音を聞きながら夫の顔を見ると、気づいていないのか気づかないふりをしているのか、真剣そのもの。「ウンチしちゃった!」と冗談でも言える雰囲気ではありませんでした。

 

開き直っていきんでいると、助産師さんから「いきむのじょうずですね!」と言われて思わず苦笑い。結局私は無事にウンチと一緒に元気な赤ちゃんを産みました。

 

 

出産時にウンチをすることは思っていたよりも恥ずかしくはなく、仕方のないことだったのだと思います。ですが、私はこの経験によってちょっと肝が太くなったような気がしました。

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:鏡 環/20代女性・主婦。2歳の息子の母。現在第2子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。

イラスト:おんたま

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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      実際にしちゃったらなんか笑いが止まらなくなりそうな気がします

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