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異常な目のべたつきをネットで検索。自分で温め・洗浄した4~5日後に起きたこと【医師監修】

私は眼科でドライアイと診断され、その約1カ月後、今度は異常な目のべたつきによる不調で悩むようになりました。しかし、当時はコロナ禍で、前回受診したときに待合室が混み合っていた状況を考えると、新型コロナ感染の不安もあって自分で対処することに。しかし、自己判断による対処がとんでもないことに! その危険性を実感した体験談です。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師田辺直樹先生

田辺眼科クリニック院長。日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
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自己判断による対処法を模索する

目が異常にべたつくと感じたのは、今から1カ月ほど前です。そのさらに1カ月ほど前、コンタクトレンズで目の表面に傷がつくことが続き、眼科を受診したところ、ドライアイが原因とわかりました。そのときにコンタクトレンズをやめて眼鏡に替えたこともあり、その後は目の表面に傷がつくことはなくなりました。

 

そのとき眼科の待合室がとても混んでいたので、新型コロナの影響もあり、再度病院に行くのがとても不安でした。その上、もともと病院が苦手だった私は、今回の異常な目のべたつきをできるだけ自分で対処しようと考えたのです。

 

最初は以前診断されたようにドライアイの影響かとも考えましたが、症状がまったく違っていたので、まず原因と対処法を調べることにしました。ネットで「目・べたつき」「涙・べたつき」などで調べると、思ったよりたくさんの情報を得ることができました。

 

症状の悪化から眼科に行く覚悟を決める

目の不調をネットで調べていくと、マイボーム腺機能不全、結膜炎、ドライアイ、眼瞼内反(がんけんないはん)、鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)など聞いたことのない病名や症状がいろいろ出てきました。どれも私の症状にとても似ており、違いがはっきりわからないものもありました。その中でもマイボーム腺機能不全が私の症状と非常に似ており、絶対にこれだと思ったのです。

 

対処法は眼科での治療が必要であると書かれていましたが、温めたり洗浄するなどの対処法も書かれていたので、まずこれらを自分でおこなってみました。温めるといっても手の平を目に当てて2~3分温めたり、目専用の洗浄液で1日3回程度洗うなどといった程度です。

 

しかし、このようなことを4~5日続けていたところ、症状はどんどん悪くなる一方でした。涙がたまる不快感からこすり過ぎてしまい、目尻や目頭がひりひりと痛くなったり、朝起きるとべたつきがひどく目が開きにくくなったりしてしまいました。このような症状から、これは絶対に悪化していると思い、眼科に行く決心をしたのです。

 

 

自己判断での対処の危険性を実感

やっと行った眼科では、緑内障や白内障などの検査をおこないましたが特に問題はありませんでした。そして、自己判断で予想していたマイボーム腺機能低下症の可能性を聞いてみたところ、アレルギーの影響が考えられるので、とりあえずアレルギーを抑える目薬とステロイドの入った目薬を処方しますと言われたのです。

 

2週間続けて治らなかったらまた診察に来るようにと言われ、はっきりした病名は伝えられず、自己判断していたマイボーム腺機能不全とも診断されませんでした。処方された目薬を使うと、1週間たったころには症状が軽くなり、2週間強で目薬をすべて使い切るころには、ほとんど症状がなくなり、再度診察に行かずに済みました。

 

今回はあふれる情報の中で、自分の症状に当てはまる情報を見極めることができず、自己判断で対処を続けることにはリスクがあるのだと痛感しました。

 

まとめ

私の病院嫌いと新型コロナへの不安が重なって受診を控え、自己診断・自己対処を続けている間に症状が悪化しました。今回の経験から、ネットで情報を集めることと、自分で病名を決めて対処することは別だと実感しました。受診への不安から自己判断を重ねてしまいましたが、症状が悪化したことで、専門家に相談する大切さを改めて感じました。今後は市販薬を選ぶときも必要に応じて薬剤師などに相談し、病院が苦手という気持ちとも向き合っていきたいと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)

著者:井出 さくら/40代女性。子どもは独立し今は夫と2人暮らしの主婦。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。

イラスト:きびのあやとら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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