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「お母さまがドレスを着れば」挙式を拒否する息子の結婚相手の言葉に固まったワケ【体験談】

息子の結婚が決まったとき、親としてはうれしい気持ちと同時に、結婚式についても少なからず期待がありました。ところが、息子の結婚相手は以前から「式は挙げなくていい」と考えていたようで、私たち夫婦の思いとは大きく違っていました。話し合いの場でもその考えは変わらず、私は親としての無力さを感じたのです。

結婚式を望まなかった息子の結婚相手

息子の結婚相手は、どちらかというと人付き合いが得意ではない印象の人でした。結婚式についても、以前から「挙げなくていい」と口にしていたと聞いていました。

 

それでも親としては、息子の晴れ姿を見たい気持ちがありました。結婚式は本人たちのためだけでなく、親にとっても大切な節目だと思っていたからです。

 

ある日、妻が息子の結婚相手と会ったとき、自然に結婚式の話になりました。すると相手は「式は挙げません」と、はっきりとした態度で答えたそうです。

 

親の思いは届かなかった

息子も「結婚式は自分たちのためだけではなく、親への恩返しでもあるんだよ」と伝えたようでした。しかし、相手の考えは変わりませんでした。妻が「あなたと一緒にウエディングドレスを探したいのよね」と言っても、耳を貸す気配はなかったといいます。

 

それどころか、「そんなにウエディングドレスが好きなら、お母さまが着ればいいでしょ」と言われたと聞き、私は驚きました。妻の言葉には、一緒に準備を楽しみたいという気持ちがあっただけだと思います。それをそのように返されたことに、何とも言えない寂しさを覚えました。

 

 

式を挙げないまま残った思い

結局、息子たちは結婚式を挙げませんでした。もちろん、結婚式を挙げるかどうかは本人たちが決めることです。それは頭ではわかっています。

 

ただ、親としては簡単に割り切れませんでした。息子が相手の考えを尊重した結果なのか、もともと本人も乗り気ではなかったのか、私にははっきりとはわかりません。

 

それでも、息子がもう少し私たちの思いをくんでくれてもよかったのではないかという思いは残りました。親の思いが子どもに届くのは、ある程度の年齢までなのかもしれないと感じた出来事でした。

 

まとめ

結婚は本人たちのものだと理解しているつもりでも、親としての願いや寂しさが消えるわけではありません。今回のことで、子どもが大人になり、自分の家庭を持つということは、親の思い通りにはならないことでもあるのだと痛感しました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:小木三治/70代男性・無職

イラスト:sawawa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

 

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シニアカレンダー編集部

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