雨が降る前に確認!まずは家の「排水」をチェック
水害への備えとして、まず確認しておきたいのが家の周りの排水。
どれだけ雨が降っても、きちんと排水できれば水がたまりにくくなります。
反対に、排水口などに落ち葉や泥、ゴミがたまっていると、雨水がスムーズに流れず、思わぬところに水がたまってしまうことも。

わが家では、天気のよい日に家の周りを確認して、排水口や側溝などにゴミがたまっていないかチェックするようにしています。
特に台風や大雨が予想されているときは、「まだ雨が降っていないから大丈夫」と後回しにせず、早めに確認しておきたいところ。
ただし、大雨が降っている最中に側溝や排水口を見に行くのは危険です。
水位が上がっている場所には近づかず、あくまで雨が降る前の備えとして行うようにしています。
ベランダなどに物を置きすぎると排水口がふさがれる原因にもなるため、普段からなるべく水の流れを妨げないようにしておくことも意識しています。
「飛ばされる前に」が鉄則!強風予報の日はベランダもリセット
大雨と一緒に注意したいのが、強風です。台風などでは、雨だけでなく強い風によって屋外に置いてあるものが飛ばされる可能性があります。
そこで、強風になる予報が出たときは、ベランダや玄関周りなどを確認。物干し用品や植木鉢など、飛ばされやすいものはできるだけ家の中へ取り込みます。

自転車も、普段は倒れないようにスタンドなどで固定していますが、強風が予想されるときはあえて倒しておくことがあります。
「倒れないようにする」のではなく、「倒れても飛ばされにくくする」という考え方です。
強風の中では、普段なら何とも思わないようなものが危険になることがあります。
また、屋外のものが飛ばされて窓ガラスなどを破損する可能性もあるため、大雨だけでなく風の強さにも目を向けるようにしています。
天気予報をチェックしたら、「傘を持っていこう」だけで終わらせず、「外に出ているものは大丈夫かな?」と家の周りまで確認するようにしています。
「今日は外に出ない」を選べるように!食品と日用品をローリングストック
水害が心配な日に、できるだけ避けたいのが無理な外出です。道路が冠水していたり、雨が急激に強くなったりしているなかで、買い物に出るのは危険な場合があります。
そこで、わが家では普段から食品や日用品を少し多めに持ち、使ったら買い足す「ローリングストック」を取り入れています。

特別な防災食を大量に保管するというより、普段食べる食品や使う日用品を切らさないようにするイメージです。
たとえば、飲料水やレトルト食品、乾麺、缶詰など、普段の食事にも使えるものをストックしておけば、外出できない日でも食事を用意できます。
トイレットペーパーやティッシュ、洗剤などの日用品も同じ。ローリングストックのメリットは、災害が起きたときだけでなく、普段の生活でも役立つことです。
「雨が強くなってきたけれど、家に食べるものがないから買い物に行かなきゃ」という状況を避けられるだけでも、安心感があります。
さらに、日頃から使っているものを買い足す方法なら、賞味期限や使用期限を切らしてしまう心配も減らせます。
防災のためだけにお金を使うのではなく、普段の買い物の延長で備える。これなら無理なく続けられます。
水害対策は「特別な準備」より、普段の小さな習慣から
大雨や線状降水帯、ゲリラ豪雨など、水害のリスクはいつ身近に起こるかわかりません。だからこそ、「災害が起きたら準備しよう」ではなく、普段の暮らしの中に少しずつ備えを組み込んでおくことが大切です。
そして、実際に大雨が降ったときは「これくらいなら大丈夫」と過信せず、自治体からの避難情報や気象情報を確認し、危険を感じる前に安全な場所へ移動することも忘れずに。
まずは次に雨が降る前に、家の周りを一度チェックしてみてはいかがでしょうか。小さな備えの積み重ねが、いざというときの安心につながります。