生まれたばかりはずっと抱っこ…
娘がまだ生まれたばかりのころは、寝たと思ってお布団に下ろすといわゆる「背中スイッチ」が作動して起きてしまい、また抱っこ……の繰り返しでした。いくら体重が軽いからといって、30分、1時間と抱っこしているのは限界があります。
どうにかならないかと出産した病院で流れていた音楽を流してみたり、親と同じお布団に入れてみたりしましたが、まったく効果はなく……。健診の際、助産師さんに相談して教えてもらった、お風呂を遅い時間にすることや夜にお散歩に出かけることなどを実践してみたこともありましたが、それもうまくいきませんでした。
お布団の上で“抱っこ風”
娘が生後3カ月になるころ、グズり始めてすぐは抱っこしていましたが、大変なのは抱っこで寝てくれたあとの「背中スイッチ」対策。そこを改善しようと、娘をお布団に下ろしたあと、娘の足の下に私の左腕を入れて、お布団をかけたおなかの上に右腕を乗せるという、お布団に寝かせたまま“抱っこ風”の態勢を発案しました。
この抱っこ風を何日か続けていると、私と触れ合っているところも多いせいか娘も抱っこされているような感覚になるようで、お布団に寝かせてすぐは泣きますが、少しすると寝てくれるようになりました。
“抱っこ風”でも足りなくなった…!
抱っこ風を始めて1、2カ月くらいまではすんなり寝てくれた娘ですが、そのあとは抱っこ風でも満足しないのか、寝てくれなくなりました。ただやはりずっと抱っこした状態で寝かしつけるのはやめたかったので、生まれたばかりのときには効果がなかったオルゴールを聴かせてみることに。
ちょうど娘もテレビに興味を持ち始めていて、一緒にアンパンマンを観ていることも多かったので、YouTubeにある赤ちゃんが寝てくれるアンパンマンオルゴールを流してみました。すると、動画のタイトルにもある通り、15分もたたないうちに寝てくれました。
自分で寝ることも覚えてほしい
娘は生後8カ月になりましたが、いつかは自分ひとりで寝られるようになってほしいので、最近では寝入る直前まで抱っこ風をしてあげて、眠りにつく瞬間はやめるようにしています。
でも、せっかく寝そうなのにお気に入りの寝方で寝かせてあげないのもかわいそうなので、アンパンマンオルゴールは流したままにして、30分たったら止まるように設定。心地よいオルゴールの音色を聴いていると、私も娘と一緒に寝てしまうことがあります。
私は、さまざまな工夫をしてやっと娘が気に入ってくれる寝方を見つけることができました。今後は、娘がひとりだけで寝られるように、手助けを少しずつ減らしていけるような工夫をしなければな……と意気込んでいます。
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監修/助産師REIKO
著者:橋本 楓
0歳女児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。