離乳食を作り始めたばかりの私が実感したのは、「離乳食作りは手間がかかる!」でした。特に初期のころは、ご飯を10倍がゆにしたり、野菜をやわらかく煮たりと、離乳食作りにとにかく時間と手間がかかっていました。そのうえ、鍋を火にかけていることを忘れて何度鍋を焦がしたことか……。そんな失敗ばかりの私が、“もっとラクに離乳食を作りたい!”と思い実践したのが、炊飯器を使った離乳食作りでした。
鍋でもレンジでも失敗ばかり…
“いざ離乳食!”と、買ってきた本を見ながら、離乳食を作り始めました。鍋でおかゆを作れば煮ている間に水がなくなり焦がしてしまい、電子レンジで野菜をやわらかくしようとすれば、水分が飛びすぎてパサパサになってしまい……と失敗ばかりでうまくできませんでした。
市販のレトルト離乳食も使っていましたが、経済的にも負担が大きくなるので毎回は難しく......。うまくいかない離乳食作りに悩んでいたとき、炊飯器を使った調理方法をレシピサイトで見つけたのです。
こんなに簡単な方法があったんだ!
炊飯器での離乳食作りは簡単すぎてびっくりするほど。大人のご飯を炊くとき、耐熱カップに入れた離乳食用の「お米と水」「野菜と水」を炊飯器へ一緒にセットしてスイッチを押すだけ。炊飯が終われば簡単におかゆとやわらか野菜のできあがりです。
離乳食の量や回数が増えてくると、数種類の野菜をまとめて炊飯器で調理していました。やわらかくなった野菜は月齢に応じてカットし、フリージング保存。野菜のうまみがつまったゆで汁は、野菜スープとしても使っていました。
時短! 節約!
炊飯器を使う調理方法を実践してからは、鍋の様子をずっと見ている必要もなく、ましてや鍋を焦がして失敗することもなくなり、私の離乳食作りの負担がかなり減りました。
また、作っている合間に他の家事ができたり、使う調理器具や工程も減ったりするほか、長時間煮ていると気になるガス代も節約できるなどうれしい効果がたくさんあったのです! 市販の便利グッズは多くありますが、私にはこの炊飯器を使った方法が面倒な工程や失敗もなく、一番時短でラクになるものでした。
ただでさえ自分の時間が取れないことなどでイライラしやすく、子育ての理想と現実のギャップにモヤモヤすることも多くあったこの時期。私にとって、この炊飯器を使った方法を実践して、離乳食作りの負担が減ったことはとても大きな変化でした。少しでも気持ちの負担を減らして「楽しい子育て」になるのが一番だなと感じました。
※炊飯器のタイプによっては調理できない場合があります。事故につながる可能性もあるので、必ずご家庭で使用している製品の取扱説明書(禁止事項・注意事項)をよく読み、メーカーにお問い合わせのうえ、問題ない旨を確認してから調理してください。
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著者:峯めぐみ
1歳と3歳の男の子兄弟のママ。保育士資格を取得しており、保育園の他にも児童福祉施設(養護・発達障がい)での勤務経験も。自分自身の子育ての体験談を中心に執筆している。