記事サムネイル画像

赤ちゃんの夜泣きって何!? ママの疑問に助産師が回答!

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】のなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は赤ちゃんの夜泣きに関するご相談です。

夜泣きのイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は赤ちゃんの夜泣きに関するご相談です。

 

Q.これも夜泣きの1つなのでしょうか?

生後7カ月の娘がいます。夜泣きとはどういう状態のことを言うのですか? 娘は20時に寝てしばらくすると泣きだしますが、トントンするとスーッと寝ます。それでもダメなときは抱っこをするとすぐ落ち着き寝るのですが、これも夜泣きの1つなのでしょうか? 私が寝室に行くまでは1時間毎にちょこちょこ起き、0時前後に授乳するとそこからは泣くことなく眠り続け、朝を迎えます。夜泣きがない生後7カ月ぐらいの子だと夜中起きることなく寝続けられるのですか?

 

高塚あきこ助産師からの回答

夜泣きは、乳児期に起こる脳の発達過程におけるものです。おおよそ生後6カ月~1歳半の時期に多くみられ、日中に受けた刺激や情報を、寝ている間に脳で整理する、成長の重要な過程と言われています。お話を伺う限りですと、質問者さんのお子さんも夜泣きということでよいかと思います。程度や様相は異なっても、夜中に頻回に起きたりすることは、乳幼児期にはよく見られます。夜中にどの程度起きるかは、個人差がありますが、比較的まとまって寝られるお子さんは、朝まで起きずに寝られるお子さんもいらっしゃいますよ。


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください

 

夜泣きの時期

一般的に夜泣きは早い赤ちゃんだと生後6カ月ごろから始まり、生後8カ月ごろにピークを迎え、夜泣きに悩まされるというママが多いようです。遅い子だと2歳になっても夜泣きをするケースもあり、時期や期間にも個人差が出てきます。

 

夜泣きは、一概にいつまで続くといった期日を言うことはできませんが、およそ1歳半から2歳ころまでには、回数がどんどん減ってきて、突如終わったという場合が多いようです。 


新生児のときには夜間に空腹になって泣くことがありますが、これは一般的に夜泣きとは呼びません。

 

夜泣きが始まったら?(対処法)

赤ちゃんが夜泣きを始めたら、一体どのようにしたらよいのでしょうか? 具体的な対策法を挙げていますので、ぜひ参考にしてみてください。


●数分間見守る
赤ちゃんは寝言の代わりに、泣くということがあります。突然泣き始めたら、すぐに抱っこするのではなく、少しの間静かに見守ってみましょう。しばらくすると、何事もなかったかのように眠ってしまうことが多々あります。


●抱っこしてみる
見守っていても泣きやまないようでしたら、抱っこをしてみてください。背中やお尻をトントンしながら、ゆっくり揺れてみましょう。子守歌を歌ってあげるのも効果的です。


●電気をつけて起こす
電気をつけて一度起こしてしまい、少し遊ばせてみてください。その後すんなり眠ってくれる赤ちゃんも多いです。


●ドライブに出かける
赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて、一緒にドライブに出かけてみるのも案外おすすめです。車の心地良い揺れで、赤ちゃんが眠りにつきやすくなります。


●外気を吸わせる
外気を吸わせるため、外に出て赤ちゃんを風にあててあげましょう。赤ちゃんも気分転換が大事です。また抱っこひもやベビーカーを使って、お散歩するのも効果があります。
 

●服を着替える
赤ちゃんが着用している衣類が原因で、不快感を感じているのかもしれません。着替えさせることによって、心地よく眠れるかもしれません。
 

●癒しの音楽を聞かせる
リラックスする音楽を流し、安心できる空間を作ってあげましょう。
 

●眠る前はスキンシップをとる
寝かしつけ時には、ママやパパとたっぷりスキンシップをとって、眠りを促してみてください。たとえば、今日あったできごとを話したり、子守歌を歌ったり、手足をマッサージするといったスキンシップは、赤ちゃんを安心させ、日中の刺激や興奮を和らげることができるようです。
 

●生活リズムを整える
朝は同じ時間に起こして、夜は同じ時間に寝るといった生活リズムの徹底をはかりましょう。朝は遅くとも7時までには起こすようにし、なるべく早起きを促してあげるようにしましょう。また、夜8時半までには寝かしつけられるようにしましょう。赤ちゃんは、まだ自分ではリズムを作ることができないので、ママが率先してリズムを作って環境を整えてあげましょう。

 

●日中はたくさん遊ばせる
赤ちゃんは日中にたくさん遊ばせ、体を疲れさせると、夜よく眠ってくれるようです。公園に連れて行ったり、室内で思いきり体を動かしてあげると、寝つきに明かな違いがでてくるようです。

 

夜泣きはいつの日か、必ず終わりを迎えます。その日まで試行錯誤を重ねながら対応していきましょう。


※参考:基礎知識(ベビー)「【助産師監修】赤ちゃんの夜泣きはいつから? 原因と対策、対処法について」【監修:助産師 REIKO】

 

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    ママトピの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む