突然助産師さんや看護師さんが複数やってきて、LDRの中は緊迫した空気に……。
夫は部屋の外に出され、何が起きたのか説明してもらえなかったので、ものすごく不安になりました。
「ママならぬ日々」第54話

院長先生がきたことで、ホッとするよりも「本当に何か深刻なことが起きているんだ」とさらに不安になってしまいました(涙)。質問したくても陣痛でまったく話せないし、みんな部屋から出たり入ったり忙しそう。
そんななか、1人の助産師さんが、無言で私のおなかをさすったりもんだりしてくれました。ほかのスタッフが部屋からいなくなってもずっとそばにいてくれて、手のひらが温かくて、なんとかしようとしている気持ちが伝わってきて、心強かったです。
◇ ◇ ◇
出産はいつの時代も命がけ。
だからこそ、助産師さんをはじめ医療スタッフも一瞬一瞬に全力で向き合っています。
母と子、そして支える人たちの想いが重なり合う、命の尊さをあらためて感じられるエピソードでした。
和田フミ江