妊娠がわかって、里帰り出産するかしないか、悩む方もいると思います。私は里帰り出産をしないことに決めました。そのときの体験談をお伝えします。
夫が家事・育児を十分できそう
里帰り出産をしないと決めた理由はいくつかありますが、主な理由は夫が仕事を早く終えて家事・育児が十分できそうだったからです。私が助産師なので、新生児との生活を事前にイメージでき、心の準備をすることができたのも大きな理由でした。私の実家は車で3時間かかる距離にあるので、1カ月過ぎてからゆっくり帰ることにしました。
家事は無理に頑張らないことに!
里帰り出産してもしなくても、新生児期にママの体を休めることはとても大切なので、いかに家事をしないかがポイントになると思っていました。
産後の食事は、普段から夫が料理担当であることが多いこと、義母が週に2回程料理を届けてくれることで、自分で料理をしなくても困ることはありませんでした。また部屋が多少散らかっていても気にしない性格でもあるので、掃除や片付けも無理に頑張りませんでした。
ぜいたくな時間
夫からするとダラダラしているように見えたと思いますが、休む必要性を事前に伝えていたので、遠慮なく休めるときには休んでいました。赤ちゃんの寝顔を眺めながら一緒に横になって過ごした時間は、とてもぜいたくだったと思います。
また新生児育児では昼夜問わず授乳をします。夫は日中仕事に行っていたため、夜はなるべく自分で赤ちゃんのお世話をしたいと思い、夫の休日でもお昼寝をしていました。
もし夫や義母の助けが十分ではなかったら、市町村のサービスを利用していたかもしれません。出産後の疲れている状況では調べることさえおっくうになってしまう場合もあるので、出産前にどんなサービスがあるか確認しておくとよいと思いました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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イラスト/塩り
監修/助産師REIKO
著者:金子ゆかこ
1歳の女の子のママ。職業は助産師。仕事も育児も必要不可欠!をモットーに、両立を目指して奮闘中。家事はいかに手抜きできるか考えている。不妊治療や妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。