わが子が新生児のころは授乳回数が多く、夜中に育児用ミルクを作ることがつらいと感じていました。そんなとき、私が自分へのご褒美にしていたのはスマホでマンガを読むことでした。
深夜のミルク…その後が眠れない!
育児用ミルクの量をはかってお湯を加え、湯冷ましで温度を調節して……。昼間でもてんやわんやしてしまう工程なのに、一度寝たあとの夜中のミルクとなるとかなり神経を使います。なんとかミルクタイムを終えて寝かしつけても、一度目が覚めてしまった私はなかなか寝付けないことが多く、布団の中でモヤモヤ。夜中起きること以上に、再び眠れないことのほうがストレスになっていました。
そんなときに見つけたのが、スマホで読めるマンガ! 昔好きだったマンガや最新のマンガなどが読め、少しの時間でも気持ちをリフレッシュすることができました。でも、もちろんお金はかかるわけで……。そこで「ちょこっと貯金」を始めることに!
一度の買い物で受け取った小銭を貯金!
とはいえ、子どものおむつや育児用ミルクをはじめ、いろいろなものが必要な時期。しかも、初めての育児でいつ、何にどれくらいお金がかかるのか予測が難しい……。
そのため、私は一度の買い物で財布に残った小銭だけを貯金することにしました。中身が見える透明の袋に、小銭を入れていくだけというシンプルな方法でしたが、小銭がおもしろいほど貯まっていきました!
消費の見える化で使いすぎにストップ!
小銭が貯まってからは、スマホでマンガを購入した分を小銭貯金から抜くようにしました。当時は自分のためにお金を使うことに罪悪感を抱いていたので、節約したお金で賄えたため、だいぶ気がラクになりました。
その後も、スマホでマンガを購入するたびに小銭貯金から小銭を抜き、自分がどれくらいお金を使っているかを見える化することで使い過ぎをストップ! ある程度貯まったら銀行に預け入れるというルールをつくりました。こうすることで、夜中のテンションでマンガを買いすぎるということをおさえることができたと思います。
小銭を貯めるとともに、お金が減っていくことを視覚で確認できたおかげで使いすぎることを防げたことがよかったようで、使うお金よりも貯まるお金のほうが多く2カ月で1万円貯めることができました! この方法は子どもが幼稚園に入った今も続けていて、突然の幼稚園の集金などで小銭が必要なときも重宝しています♪
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監修/助産師REIKO
著者:田丸あかね
現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。