15才、11才、6才の3児のママである野口ゆかさんは、節約上手でお料理上手。今回は、アレンジ無限大&豪華なご飯が作れる魔法のタレ「にんにく醤油」とレシピをご紹介します!このタレがあるだけで、夏にぴったりなこくうまおかずがあっという間に作れちゃいますよ。
アレンジ無限大の魔法のタレ「にんにく醤油」
野口さんは毎年夏になると「にんにく醤油」を作ります。いろいろ試した結果、にんにくの皮をていねいに剥いて、醤油に漬け込むシンプルな方法が一番香りが強くていい味になると行き着いたそうです。皮を剥くのは少し面倒ですが、便利な常備ダレとなると分かっているから問題なし。
漬け込んで1カ月ほど待てば完成です!
では、この「にんにく醤油」を使ったレシピを3つご紹介します。
フライパンでほったらかし「鶏肉の醤油煮」
フライパンに調味料を3つ入れて煮るだけの超簡単レシピ。ご飯のお供にはもちろん、冷やしめんのトッピングにも大活躍!温泉卵とのコンビは最強です。
~材料~
・ 鶏もも肉 2枚
(煮汁)
・ 酒 1/2カップ
・ にんにく醤油 大さじ3
・ 砂糖 大さじ2
☆にんにく醤油がない場合は、醤油でもOK。お好みで生姜ひとかけやにんにく一片、白ネギの青い部分等をお好みで入れても。
~作り方~
1. 鶏もも肉が2枚重ならずに入るぐらいのフライパンに、皮目を下にして鶏もも肉を広げて入れる。
2. 煮汁の調味料をフライパンに入れる。
3. フライパンに火をつけ、煮汁が沸いてきたら中火にし、蓋をして10分ほど煮る。鶏もも肉を裏返してまた蓋をして10分煮る。
4. 火を止め、皮目を下にしてそのまま冷めるまで置く。
*memo*
お弁当におすすめ。皮目を下にして煮汁ごとタッパーに入れて保存すれば、翌日はもっと照り照りになります。っかりと味がついているのでそのまま食べてもおいしい。
トースターで作れる「鮭のみそ焼き」
夏の暑い時期は、コンロの前に立つのが嫌になることもありますよね。そんなときには、トースターを使ったレシピがおすすめ。味噌だれを混ぜて塗って、トースターで焼くだけの手軽さがうれしい!ごはんによく合う一品です。
~材料~(2人分)
・ 生鮭の切り身 2切れ
(味噌ダレの調味料)
・ 味噌 大さじ1
・ マヨネーズ 大さじ1
・ にんにく醤油 小さじ1
☆にんにく醤油は醤油+にんにくのすりおろしで代用できます。
~作り方~
1. 鮭は両面に塩を少々振り、5分ほど置く。
2. 味噌ダレの調味料をよく混ぜ合わせる。
3. 鮭の水気をキッチンペーパーで拭き取る。
アルミホイルにバターを薄く塗り、上に鮭を並べる。
鮭の表面に2をまんべんなくたっぷりと塗る。
4. トースター(860W)で約10~12分焼けば完成。
*memo*
5~6分ほどで良い焼き色がつくので、途中で焦げないように上からアルミホイルをかぶせると◎。
加熱時間はお使いのトースターによって調整してくださいね。
簡単に旨味がアップ「にんにく醤油の鶏から揚げ」
みんな大好き鶏もも肉の唐揚げも「にんにく醤油」をプラスするだけで、お手軽にうまみがアップ!夏バテ気味で食欲がないときでも、これならパクパク食べられそう。
~材料~(2人分)
・ 鶏もも肉 1枚
・ 片栗粉 適量
(漬け汁)
・ にんにく醤油 大さじ1
・ 酒 大さじ1
~作り方~
1. 鶏もも肉を一口大の大きさに切る。
2. 漬け汁をビニール袋に入れ、1を加えて15分ほど漬け置く。
(漬け汁はにんにく醤油と酒が1:1になるように、鶏もも肉の量に応じて調整くださいね)
3. 2の水気を切ってボールにうつし、片栗粉をまんべんなくまぶす。
4. 余分な粉をはたき、180℃ぐらいの揚げ油でカラッと揚げたら完成です。
*memo*
お好みで漬け汁に生姜のしぼり汁を入れてるとさっぱりした味わいに。
野口さんの「にんにく醤油」を使ったレシピはどれも簡単なのに豪華に見えるのがポイント。このレシピ以外にも、チャーハンやマリネに醤油の代わりに使うだけでいつもとは違った旨味とコクのある味になります。これなら、つい外食してしまいそうなときにも大助かりですね。
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協力/野口ゆかさん(@yukanoguchi10)
取材・文/サトウヨシコ