つわりがつらい、だけど仕事を休めない!
妊娠してから、つわりに悩まされる日々が続き……。朝は気持ち悪くてなかなか起き上がれないのに、仕事に行くと落ち着き、職場を出た途端に猛烈な吐き気に襲われる……。そんな毎日で、帰り道はいつも、同僚や実家の母に電話をして気を紛らわせていました。
つわりは赤ちゃんからの「休んで」というサインだと思っていましたが、私は小学6年生の担任をしていたため、どうしても外せない仕事があって休むことができず。毎朝、おなかの赤ちゃんに「ごめんね。あと2日で週末だからお休みだよ」と声をかけながら出勤していました。
どうしよう…夫がノロウイルスに感染?
そんなある日、夫が体調を崩しました。おそらくノロウイルスだったと思います。うつらないように気をつけながらも、つわりでつらい中、夫を看病しました。
さらに、学年末や卒業式を控えて仕事も佳境を迎えており、無理を重ねたせいか、今度は私自身が風邪をひいてしまいました。熱は39度まで上がり、いったん下がったかと思えばまた上がる……という状態が1週間ほど続いたのです。
無理がたたったのか、風邪が長引き…
熱がなかなか下がらず、食欲もなく、まだ安定期に入っていないこともあって、不安で不安で仕方ありませんでした。そんな中でも毎日、おなかの赤ちゃんに「ごめんね。いっしょに頑張ろうね」と声をかけながら、ひたすら休むことに専念しました。
なんとか熱が下がり、体調が回復したときには体重が3kgも落ちていました。次の健診で赤ちゃんの心音が確認でき、「元気ですよ」と伝えられたときは、安心して涙がこぼれました。そしてその後、無事に子どもたちを卒業させることができました。
安定期に入るまでは職場に妊娠していることを伝えられず、仕事をこなすのが本当に大変でした。身近な人には早めに伝えて配慮してもらえると、心身ともにずいぶんラクになるので、誰にいつ伝えるかはとても大切なことだと感じました。また、体調が悪いときは無理をせず思いきって休むこと、そして周囲を信じて頼ることの大切さも学びました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:中村真夏/女性・主婦。3カ月の娘を育てる母。現在は育休中で、初めての育児を悩みながらも楽しんでいる。いつから仕事に戻るか迷い中。
イラスト:さくら
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