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「看護師さん、おしり…」ギャー!患者さんに指摘されて見てみると…!?

生理中でもなかなかトイレに頻回に行けない看護師さんのお仕事。忙しい医療現場でトイレに行けなくても、工夫を凝らし多い日の経血漏れ予防対策をしているそうです。

生理のトラブルのイメージ

 

看護師としてある病棟で働いていた私。意外にも看護師だからこそ困る生理中の悩みがあります。生理の量が多い日でも、仕事のなかでどのようにしたら経血が漏れないように予防できるかを考え、実践しました。そんな私の経血漏れ対策を紹介します。

 

トイレに行けない

看護師である私は、仕事場である病棟へ入ると、待ったなしに次から次へと申し送りや処置が始まる毎日。「トイレに行きたい!」と思っても時間がなかったり、「今ならトイレに行ける!」というときでも他のスタッフが使用していて使えなかったり……。勤務中の1日のトイレ回数は仕事前・昼食後・仕事終わりの3回だけなんてこともざらでした。

 

そんな状態なので、生理の量が多い日は大変です。「あ! またドロッとした経血が出た! 大丈夫かな? そろそろナプキンから経血が漏れそうだから交換しなきゃいけないのに……」と思っても、目の前に患者さんや処置が待っていると自分のことなんていつも後回しでした。

 

漏れたらすぐわかる! 白衣の脅威

私の職場では、看護師は基本白衣を着て仕事をします。白衣は汚れが付くとすぐわかるので、生理の日は特に気になりました。普段から血液を扱う仕事なので、白衣に血液がついていても変ではないのですが、生理のときは血液が付く場所はおしり……。

 

私自身何度か経験あるのですが、経血が漏れて汚れていると、患者さんから「看護師さん、おしりに血がついているよ」と指摘されることも。そんなときは、相当恥ずかしい気持ちになりつつも、私は「えー! どこで付いたのかな~?」とシラを切って、トイレと更衣室へ直行していました。

 

経血漏れを防ぐための工夫

トイレに行ける回数が少ないのに、経血が漏れたら目立ってしまう白衣を着て仕事をしなければならないという状況は変えられない……。それであればと、私はとにかく経血が漏れないように工夫することを考えました。

 

1つ目は「タンポンまたは特大サイズの夜用ナプキンを使用する」。これは、私だけでなく同僚や先輩も同じ工夫をしていました。2つ目は「分厚い色付きガードルを使用する」。普段から白衣は透けてしまうのでガードルは必需品ですが、生理の日は分厚めの黒いガードルを使用することで、汚れをなるべく目立たないようにしたのです。

 

 

トイレに行く時間を確保することが体にとって一番良い方法なのですが、現場ではそれが難しいのが現状だったりします。しかし、トイレで頻回にナプキンを交換することができない現状を踏まえて工夫することで、私は経血漏れを防止できることがわかりました。

 

※タンポンを長時間使用するとトキシックショック症候群を引き起こす可能性があります。商品パッケージに記載されている使用時間を守り、こまめに交換しましょう。

 

 

監修/助産師REIKO

著者/岩見 エリ

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