イヤイヤが少しずつ増えてきた
娘が2歳になりたてのときには、それほどイヤイヤが気にならなかったのですが、日を増すごとに少しずつ娘の思いも強くなってきて、イヤイヤが増えてくるようになりました。
イヤイヤと娘が発言することは「心が成長してきた証だな!」とうれしくなるのですが、外で大きな声で騒いで周りの人を驚かせてしまうことが気がかりでした。お出かけすると、視覚的にもおもしろい物がたくさんあるので大興奮の娘。娘が寝てから、夫と出先でのイヤイヤ対策を考えることにしました。
おもちゃではなく大人の持ち物が◎
外出時、娘の大好きなおもちゃを私のかばんの中にひそめておいて、いざイヤイヤが出たときに渡してみようと計画。結果は、娘にとって見慣れたおもちゃだったのであまり効果がありませんでした。次に私が思いついたのは、大人が普段持っているハンカチなどを渡してみること!
すると不思議なことに、娘のイヤイヤがピタッと止まり、30分以上触ったり舐めたりして夢中で遊んでいました。ハンカチにかわいい動物の絵が描いてあったのも効果大。ハンカチを渡したことで娘の気持ちが切り替わり、笑顔が増えて楽しく過ごせていました。
夫の協力が効果絶大!
私と娘と夫の3人で、買い出しに出かけているときのこと。娘がお菓子コーナーにいたのですが、移動しようと思い抱きかかえた途端、イヤイヤが発動しました。「そうだよね。まだ見たかったよね」と話しかけていたのですが、お菓子コーナーにいたい思いが強く、なかなか泣き止まない娘。
そんなときはひょっと夫が横から娘を抱きかかえると、すんなりイヤイヤがおさまりました! 同じ人ではイヤイヤがヒートアップしている場面でも、人が変わるだけで気持ちも大きく切り替わる場合があるのだなと実感しました。
改めて、娘が気持ちを切り替えられる方法を見つけていくことが大切だなと感じました。娘も気持ちを切り替えながらのほうが、過ごしやすいように思います。私の場合、夫がイヤイヤ期について一緒に考えてくれているので本当に心強いです。まだまだイヤイヤ期は続きますが、できる対策を考えながら前向きに過ごしていきたいです!
監修/助産師 松田玲子
著者:優木 のぞみ
1児の母。元幼稚園教諭で子どもの成長を見守ることが大好き。障がい児保育も経験あり。現在はわが子との生活を楽しみながら、自身の体験談を中心に執筆している。