生理中はなんだか落ち着かなくてソワソワします。「おなか痛いな」「においは大丈夫かな?」「漏れてないかな?」など生理中ならではの悩みがたくさん! 生理が始まってから20年以上毎月生理とつきあっている私でも、まだまだ失敗することも。今日は私が社会人1年生だったときの生理の失敗談をお話しします。
生理2日目だから気をつけていたのに…
生理2日目は経血量も多く、おなかも痛いし憂うつ。もし経血が漏れてしまったら困るので、いつも生理2日目は夜用ナプキンをしています。いつものように夜用ナプキンをして仕事をしていたとき、忙しくてなかなかトイレに行くことができませんでした。
気にはなっていたのですが、夜用ナプキンだし大丈夫だろうと仕事を続けていたらお尻が変な感じ。 もしや!?と思って慌ててトイレに行くと、経血が漏れていたのです!
トイレから戻らない私を心配して来た先輩
その日ライトブルーのデニムをはいていた私。夜用ナプキンをしていたのにもかかわらず、デニムまで漏れていた経血に困っていたら、私の隣の席の先輩がトイレに来ました。事情を話すと、すぐに先輩はバスタオルを持ってきてくれて、「部長に話しておくから着替えに帰りなさい」と言ってくれたのです。
車通勤をしていたのですぐに車で家に帰り、着替えを済ませて会社に戻りました。お礼を伝えると「なかなかトイレから戻らないから心配したのよ」とやさしく声をかけてくれたのです。
先輩のやさしさに涙がホロリ
先輩は女の子2人を育てるベテランママ。仕事帰りにスポーツジムに通っていたので、バスタオルを持っていたのでした。私が困っていたときに、とっさに自分が使うはずのバスタオルを貸してくれ、部長にまで話をしてくれた先輩に私はうれしさと失敗した恥ずかしさで泣いてしまいました。
「生理は、女性にとって大切なことだから失敗しても恥ずかしくないし、誰だって1度や2度くらい失敗しているわよ」と笑顔で話す先輩ママ。おかげで気持ちが落ち着いたのを覚えています。
私もまだまだ失敗続きの生理。だけど、そんなときはこの先輩ママの言葉を思い出して、笑顔で「失敗しちゃったー」と思うようにしています。失敗しなかったらラッキーくらいの気持ちでいれば、憂うつな生理も少しは楽しく過ごせる気がするからです。もし困っている女性がいたら、先輩のように笑顔で救える女性でいたいです。
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監修/助産師REIKO
著者/松本 楓