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「ボタニカルネーム」が激アツ!2020年女の子の一文字名前ランキング

22020年1月から10月に生まれた79,425名の女の子を対象に『2020年の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年の女の子の名前年間ランキングTOP100のうち、一文字ネームは19個もランクイン。特に植物の漢字を用いた「ボタニカルネーム」が大人気です!

 

2020年1月から10月に生まれた79,425名の女の子を対象に、『2020年の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年生まれの女の子の名前ランキングTOP100のうち、一文字ネームは19もランクイン! 特に植物の漢字を用いた「ボタニカルネーム」が大人気です!

 

1位 紬(主なよみ:つむぎ)

2019年の年間ランキングでは4位、2020年は2位にランクアップした「紬(主なよみ:つむぎ)」。「紬」とは紬糸で織られた絹織物を指し、江戸時代には普段着として愛用されていたほど丈夫だったそうです。「丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いがこめられているようですね。

 

近年大変人気の高まっている、日本的で古風な「レトロネーム」の一つ。高貴で知的な印象な「濁音ネーム」でもあります。

 

2位 凛(主なよみ:りん)

2019年の年間ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした「凛(主なよみ:りん)」。まるでリンリンと鈴の音が鳴っているような女の子らしい響きの名前です。

 

「凛然」「凛とした」「凛々しい」などの言葉にも使われることから、どこか自立した女性のイメージも。「周囲に流されず、しっかりと自分の考えを持った地に足のついた女性になりますように」という想いを込めて名づけてもいいですね。

 

3位 葵(主なよみ:あおい)

2019年の年間ランキングでは3位、2020年は7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。2020年女の子の漢字ランキングでも14位にランクインし、2020年4月から10月まで連続してTOP10にランクインしていました。

 

爽やかできりっとした印象になる「い」止めの名前です。太陽に向かって成長し美しい花を咲かせる葵の花を連想することから、植物を用いた「ボタニカルネーム」の一つです。

 

4位 澪(主なよみ:みお、れい)

2019年の年間ランキング11位から、2020年は9位にランクアップした「澪(主なよみ:みお、れい)」。「澪」は船が通る水路を意味することから、水がゆったりと流れるようにおだやかで安心感があり、響きもかわいらしい名前です。

 

「澪」という漢字には「令和」の「令」が入っていることから「令和ネーム」の一つでもあります。

 

5位 杏(主なよみ:あん、あんず)

2019年の年間ランキングでは16位、2020年は15位にランクインした「杏(主なよみ:あん、あんず)」。春先に淡いピンク色の花を咲かせ、初夏にオレンジ色のかわいらしい実がなる「あんず」を意味する名前です。

 

覚えやすい上にキュートな「二音ネーム」であり、海外でも通用するグローバルな名前でもあります。有名人では3人の子どものお母さんでありながらも、女優として活躍されている杏さんを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。

 

6位 凜 (主なよみ:りん)

2019年の年間ランキングでは10位、2020年は16位にランクインした「凜(主なよみ:りん)」。本ランキング2位の「凛」の旧体字で、軽やかでかわいらしい響きの「撥音ネーム」の一つです。漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。

 

「凛」と同じよみ・同じ意味で、自分の道を毅然と歩んでいくような、美しく自立した女性というイメージを受けるようです。

 

7位 詩(主なよみ:うた、らら)

「詩(主なよみ:うた)」は2019年の年間ランキングの35位から、2020年は15位に大きくランクアップした名前。「詩」という漢字からは音楽やリズム・言葉あそび・詩文などを連想させ、どことなく文学的で豊かな感性や芸術性を感じる名前です。

 

「うた」や「らら」という響きはイマドキですが、漢字は古風な印象のあり、現代的な響きと古風な文字の印象の両方を兼ね備えた名前です。

 

8位 楓(主なよみ:かえで)

2019年の年間ランキングでは18位、2020年は21位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。「楓」は秋に美しい紅葉が楽しめる落葉樹を表すことから、秋に人気が高まる名前です。

 

2020年の10月には女の子の名前ランキングで首位、男の子の名前ランキングで5位を獲得しました。楓の種子には翼のようなものがついていることから、「将来自由に羽ばたく女性になりますように」という願いも込めて名づけてもいいですね。

 

9位 花(主なよみ:はな)

2019年の年間ランキングでは25位、2020年は27位にランクインした「花(主なよみ:はな)」。一輪挿しの花のように美しさが際立つ名前で、その字の通り美しく華やかな印象があります。

 

「花のように美しく愛される女の子になりますように」という想いが感じられるようです。有名人では2020年のNHK連続テレビ小説『おちょやん』で主演をつとめる杉咲花さんが同名で活躍されています。

 

10位 凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)

2018年は年間ランキング74位、2019年は55位でしたが、2020年は27位と、徐々に順位を上げてきている「凪(主なよみ:なぎ)」。風や波が静まることを意味する漢字です。

 

大人気アニメ『鬼滅の刃』の人気キャラクター「冨岡義勇」が使う技の名前が「凪(なぎ)」であることに加え、2019年に放送された人気ドラマ『凪のお暇』のかわいらしい主人公、「凪(なぎ)」の人気も影響しているのかもしれませんね。

 

 

2020年、女の子に人気の「一文字ネーム」では、大人気アニメ『鬼滅の刃』に関連する「凪」が大きくランクアップ。また、上半期に引き続き、「葵」「杏」「花」「楓」などの植物由来の「ボタニカルネーム」も人気という結果に。これから女の子をご出産される方、ぜひ参考になさってくださいね。


<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)
調査件数:79,425件(女の子)

 

文/福島絵梨子

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