振る舞うのが大好きな義母
義母は食べることも、食べ物を振る舞うのも大好きです。そのため、娘が生まれる前から義実家に遊びに行ったときはいつもたくさんの料理が出ていました。食事のときは常に「食べな食べな!」と言ってきます。
私自身も料理をしたり振る舞ったりすることが好きなので、義母のこの性格は嫌ではありませんでした。しかし、私が長女を妊娠しているときは、この義母の性格には少し困りました。
「2人分食べて」の押しつけが強い!
長女を妊娠中、私が通っていた産院で「昔は2人分食べなさいと言っていたけれど、今は体重管理が大切だから無理にたくさん食べなくていいですよ」と言われていました。妊娠中は食べづわりもありましたが、もともと食が細い私。つわりの時期を過ぎても特に食欲は変化せず、小食のままでした。
しかし義母は違います。義実家に遊びに行くと食事の量はもちろん、お菓子なども今までより大量に出してきました。孫のために「2人分食べさせなきゃいけない」の気持ちが強いらしく、どんどん私の前に食べ物を置いていきます。義母は勝手に私のお皿に料理を盛るので、常に食べ物でいっぱいになっていました。
最後には怒りだす
一応「お医者さんには2人分食べなくていいと言われているんです」と伝えましたが、数分後には「これも食べな」という義母。夫が「だから食べられないって」と言っても無視。
それでもおなかいっぱいな私が料理に手をつけられずにいると、「おなかの子のために無理してでも食べるんだよ!」「そんなんじゃちゃんと赤ちゃん産めないよ!」とご立腹です。このときは義母の剣幕に押され、しかたなく食べられる以上の量を食べ、帰るころには気持ち悪くなっていました。
それからというもの妊娠中は義実家でできるだけ食事をとらないようにし、お菓子などは持ち帰るようにして、義実家からは足が遠のいていきました。
義母は義母なりに「孫のために」と思ってやってくれたのだと思います。私もまだ妊娠中は義母に遠慮しているところがあったので、強くNOと言えませんでした。しかし今思えば、あいまいにしないで最初にNOを強く主張したほう方がお互い理解し合えたのではないかと思っています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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作画/ぐら子
著者:水田 真理
アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。