義母と私のすれ違い
お言葉に甘えて、産院を退院した直後から2週間ほど義実家に滞在させていただきました。お世話になるのだからと、お礼の手土産を持参し、掃除や洗濯もできる限り手伝っていました。
そして帰る日のことです。「今回はこれだけかかったから」と言って、義母から明細が書かれた紙を手渡されました。
光熱費、食費、さらにはおやつ代まで細かく計算されており、合計で5万円近く。正直、お話の流れから、滞在費を請求されるとは思っておらず、だからこそお礼はそれなりのものを持参していました。かかった分を払うのはマナーと言われればもちろんそうだと思うのですが、勘違いをしていた私は、驚きとショックで言葉が出ませんでした。
ですが、お世話になった身ですし、そのことにはとても感謝しています。その場では「ありがとうございました」とだけ言って支払いました。
帰宅後、夫にこのことを話すと、夫は義母に「今後は事前に教えてほしい」と強く言っていました。このときはなかなかモヤモヤは消えなかったものの、義母にとっては費用を払うのが当たり前だったからこそ、あえて事前に言わなかったのだと後になって気づきました。私は、「こっちに里帰りしておいで」という言葉をそのまま受け取り過ぎていたのかもしれません。
今回のことで、コミュニケーション不足によって、互いの常識や感覚の違いから思わぬすれ違いを招くのだと感じました。これからは思い込みに頼らず、きちんと確認することを心がけたいと思います。
著者:片岡綾香/40代女性/1歳・5歳の兄弟を育てる母。趣味は映画鑑賞、韓流ドラマ鑑賞。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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