現在第2子妊娠中、3歳の長女を育てています。また、私の夫には母親(義母)のほかにその妹がいるのですが、その方が事あるごとに「理想の家族」を押しつけくるのです。そのため、私はストレスが蓄積……。そんなとき、夫が思いがけない言動をとってくれたという体験談です。
私の2人目の義母
夫には母親(義母1)のほかに義母1の妹(義母2)がいるのですが、義母2は独身です。しかし、義母1の家のすぐ近くに住み、2人は仲よし姉妹。そのため結婚当初から当たり前のように結婚の顔合わせの場にいたり、長女が生まれてからも七五三や誕生日などの行事には必ず義母2がいました。
そうした関係自体はまったく問題なかったのですが、長女が生まれてから少しこの義母2が求める「理想の家族」がだんだんと重たく感じるようになってきました。
押し付けられる義母2の「理想の家族」
義母1・2たちの家族は近所でも有名な仲良し家族だったそうです。そのためか義母2は「理想の家族」への思いが強いよう。例えば「わが家は土日の休日は交代で娘をみている」と言うと「休みの日に家族3人でいないなんて」と言われます。
他にも「子どもができたんだから夫婦はいつも仲良くなくちゃダメ」「記念日はみんなで集まらなくちゃ」など義母2の理想をあげたらキリがありません。長女を保育園に預けて私が働き出すと聞いたときには「もっとちゃんと子育てして」と泣きながら「子育てとは」といった話をされました。
夫の一言で義母2撃沈
あるとき、いつものように義母2の理想家族の話を私が聞かされているとき、夫がぽつりと口をはさみました。「なんかさ、それって昔から言ってるけど今はっきり思ったわ。独身の人が何言ってんの?」。鋭い言葉にひやっとしました。
「結局○○(義母2)は自分で一から家族を作ったことないんじゃん。苦労も知らずによく人に言えるよね」と夫が続けます。一方義母2は言い返すも空回りで、バツの悪そうな顔をしていました。
わが家のことを家族のように思ってくれての発言だと思うと、夫の言い方はきつかったかと思うのですが、理想を押し付けられて苦しくなっていた私は、その言葉に救われました。その後も義母2の理想語りは減ることはなかったのですが、今はもうほとんど聞き流しながら余計なストレスを溜めないようにしています。
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監修/助産師REIKO
著者:水田 真理
アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践中。
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