妊娠すると「戌の日」や「安産祈願」という言葉を耳にすることもあると思います。ママなら誰しも、健康な子どもが産まれてほしいと願うもの。安産祈願する方も多いのではないでしょうか?
でも、初めての妊娠の方は、戌の日の安産祈願といっても「いつ」「どこに」行ったらいいのかわからないという方も多いと思います。今回は、戌の日の安産祈願についてご紹介します。
そもそも戌の日とは?
戌の日の安産祈願は、妊娠5カ月目に入った最初の戌の日に、腹帯をして母子の健康を祈願する日本独自の習わしです。犬は多産なのにお産が軽いことにあやかっています。
子安神社や水天宮など、安産祈願で有名な神社が思い浮かびますが、お家の近くにある神社やお寺でも祈願してもらえます。
戌の日は毎月2~3日訪れるので、カレンダーでチェックしましょう。ちなみに2016年7月の戌の日は、3日、15日、27日。ただ、都合がつかない場合は戌の日でなくても安産祈願できますよ。
予約は必要?祈願の費用はどのくらい?
神社やお寺によって予約が必要なところと、当日受付でも大丈夫なところがあります。人気の場所はかなり前から予約が必要だったり、早朝から行列に並んだりと注意が必要です。妊娠中なので体調を考慮してのぞみましょう!
祈願料のことを初穂料(はつほりょう)もしくは玉串料(たまぐしりょう)といい、あらかじめ、のし袋に表書きをして持参するのがマナー。相場は3,000円〜10,000円ですが神社によって違います。事前に問い合わせておくといいですよ。
腹帯はどうすればいい?お守りは?
腹帯は、自分で購入したものを持っていき、祈願してもらうこともできますが、神社やお寺で購入できる場所もあります。神社ではサラシタイプの腹帯が多く、実際に使うときには少し使いにくいので、簡単に装着できる自分の腹帯を持参するのがおすすめ!
祈願を受けるとお守りやお札をいただけたり、腹帯も付いていたりすることがあるので、お守りを購入したい場合は祈願のあとにしましょう。
安産祈願をするとなんだか心が晴れやかになり、これからの妊婦生活も安心できる気がします。ただ、人気の神社やお寺は混み合っていて妊婦には大変な場合もあります。体調を考慮して祈願に行きましょうね。(TEXT:nagy)